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| | | | 秋晴れの燧ケ岳 | リンダ さん | 10月の貴重な三連休に台風が直撃するニュースを見ました。
その台風を避けるため天気図を見て検討したのが福島エリアです。
桧枝岐付近の紅葉の噂も聞きました。 思い起こせば2年前も、
10月最終週は紅葉の真っ盛りでした。
今年は少し寒いので紅葉も見頃かも? ベースキャンプは桧枝岐に決まりました。
登る山は会津駒ケ岳と燧ケ岳で当日まで迷いましたが
同行するメンバーの意見は
A君=標高が高いほうの山がいい T君=御池からのルートは未体験&湿原好き
ファイナルアンサー、
御池ルートピストンで燧ケ岳に決定しました!
往復距離 9.6㎞ 単純標高差 856m
朝7時の御池では大型観光バスが2台と 駐車場にはクルマが沢山停まっていました。
御池駐車場はトイレ・売店・レストランなど 至れり尽くせりの巨大なターミナルでした。 駐車料金は1,000円(但し民宿・旅館泊の人は無料のようです)
登山客がどんどん登っていきます。 さすが、尾瀬の百名山。人気が高いです。
難しいコースはありません。 老若男女、お子様まで登山しています。
このルートはシンプルで、 広沢田代と熊沢田代という高層湿原が二ヶ所あります。
二つの高層湿原に着くまでは、急登の道で それ以外は、平坦な木道歩きです。
大まかに言うと、このような登山道を2回繰り返し 登りきると俎嵓の山頂に着きます。
この登山道で特筆すべきは、この二つの湿原です。
ひとつは 広沢田代(1,756m付近) 沢山の池塘があります。
そっと覗いて見てご覧・・・・
池塘では、山椒魚(サンショウウオ)が黒いシルエットで泳いでいました。 ヒレのついた尾っぽで、ひらひら、ひらひら。 のんきそうにしていました。 山椒魚の大きさは10㎝位でした。
また、池塘の中にはサンショウウオの卵がありました。 ゼラチンのような、水クラゲのようでもありました。 珍しいものを見ました。
次は、また急な登りになります。
急登を登りきると広大な熊沢田代(1,954m付近)です。
この光景に登山客は驚きます。 絶景な俎嵓が見えました~!
木道を挟んだ二つの池塘にベンチがあります。 地図でもこの池塘は確認できます。
雲ひとつない快晴の空が池塘に写ります。 熊沢田代は心が広くなるようでした。
************************************************ ここでCM
アタックザックの熊白郎(くまじろう) 木道で休憩中。
熊白郎、今日で50回目の山行です。(祝!) ************************************************
もう一度、山頂への急登に入ります。
熊沢田代を見ながらの登り
前の晩が寒かったので、霜を見ました。
団体さんも多く、少々渋滞しましたが
俎嵓までは3時間で着きました。
今日は景色は最高です。 風もかすかで暖かく、平和に山頂にいること出来ました。
双耳峰の俎嵓=まないたぐら(2346m) ここには二等三角点があります。 尾瀬沼の眺望が最高です。
更にそこから先に20分で 燧ケ岳の最高峰
柴安嵓=しばやすくら(2356m)に着きます。
ここからは尾瀬ヶ原や至仏山・平ヶ岳の眺望が素晴らしいです。 爽快!
多くの登山者のみなさんは この柴安嵓で早めのお昼ご飯を食べてくつろいでいました。
尾瀬ヶ原を見ると・・・赤い! 尾瀬ヶ原の赤い湿原は、もしや、草もみじではないでしょうか?
見晴に下りなかったので未確認ですが、 どうやら草もみじの見られる、 貴重な時期だったのだろうと思われます。(ちょっと残念) 近くで見たかったです。
下山は、急降下で筋肉にきました。 856mの下り、所要時間は2時間でした。
御池駐車場には靴洗い場があり タワシもあり、靴はきれいになりました。
下山後は駒の湯に入り、JAスーパーで買出しをして 七入キャンプ場でキャンプをして帰りました。
ここのキャンプ場は焚き火が出来て一人500円。 良心的なお値段です。 駒の湯・燧の湯・アルプの湯の日帰り入浴券が300円で購入できます。 (通常500円)3つの温泉から選べます
人も少なめで、ゆったりキャンプが出来るので お気に入りのキャンプ場です。
もう1日台風が来なければ、燧ケ岳から見晴に抜け 御池を周遊して帰ってこれたのですが・・・・
13日は、朝から雨が降りはじめ、 急いでテントを撤収しました。
観光で桧枝岐の歌舞伎舞台を見て帰りました。 いつか、桧枝岐歌舞伎を観覧したいと思っています。
13日の台風が酷くなる前に自宅に戻れてよかったでした。
| 評価 | 評価なし | 投稿日 | 2014/11/1 | 訪問日 | 2014/10/12 ~ 2014/10/12 | 2014/10/12 08:12:38 | 2014/10/12 08:42:46 | 2014/10/12 08:50:37 | 2014/10/12 08:45:09 | 2014/10/12 08:56:39 | 2014/10/12 09:05:29 | 2014/10/12 09:54:03 | 2014/10/11 10:09:41 | 2014/10/12 10:18:48 | 2014/10/12 11:37:45 |
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| | | | 雪のつばくろ | リンダ さん | | 評価 | 評価なし | 投稿日 | 2013/12/20 | 訪問日 | 2013/11/23 ~ 2013/11/24 | 2013/11/23 14:30:46 | 2013/11/23 15:00:02 | 2013/11/23 16:23:00 | 2013/11/23 16:30:16 | 2013/11/24 06:45:40 | 2013/11/24 06:53:16 | 2013/11/24 07:56:41 | 2013/11/24 07:46:22 | 2013/11/24 07:21:20 | 2013/11/24 08:06:45 |
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| | | | エゾユキウサギ | リンダ さん | 大雪山の旭岳は、北海道では最高峰。 北海道登山、初めの1歩は、ここに決めました。
梅雨の時候の、土日しか休めない中、 天気の安定して登れる場所は 本州では厳しいし・・・・。
北海道なら梅雨がないかな?と思いました。
ロープウエイで標高1600mまで登れるので往復券を購入しました。
朝1番の6:00の便なら、
間宮岳~裾合平経由で日帰り登山可能です。
あいにく前日は曇りでした。山は見えません。
けれど、天気予報で翌日は
「曇りのち晴れ」なので期待しています。
登山当日の朝は前夜の雨が上がり、 日差しに緑がキラキラ輝いていました。 この辺りは、まだ春になったばかりです。
ロープウエイ姿見駅から降り立ったら 朝日がまぶしく、旭岳の勇姿と噴火口の煙が雄大です
残雪がたっぷり。 久しぶりの残雪の感覚を楽しみます。
気温は、ちょっと寒いくらいですが 歩くと汗をかかずに歩ける、心地よい感じです。
姿見の池からの旭岳を見たかったのですが 池はまだ雪の中でした。
逆さに写る旭岳の写真は撮れないなと思っていたら
何かがやってきた・・・
う!ウサギでした!!
」
しかも、こっちに向かってやってくるので
私たちが身を潜めようと思ったくらいです。 妙に、人懐っこいウサギさん。
か・カメラ・・・を出して
ズーム!!
下山後、ロープウエイの係員さんに聞きましたが、
「エゾユキウサギ」という種類でした。
普通のウサギより、耳が小さいそうです。 寒いところに住むから
体温を温存できるよう「小耳」だそうで。
真冬は、真っ白になるそうですが、 この季節はブチが入っていました。
夜行性との事ですが、明るいうちは なかなか目撃できないと聞きました。
可愛かったです!
目撃情報は、下山後、ロープウエイ姿見駅の ホワイトボードに記録。
エゾユキウサギのマグネットを貼りました。
さて、姿見の池からは、人も激減し のんびりと登山モードです。
トムラウシ・十勝岳 日高山脈がずっと見えました。
雲海と高山植物が素晴らしく、風は冷たいです。
山頂付近では特に風が強かったです。(寒)
登山者も少ないので 山頂を独占できた時間も、ありました。
旭岳は、残雪が多く ザクザク走るように下山しました。=3=3=3 裏側から見ると旭岳はやさしい感じです。 ちょっと「白山」を思い出しました。
そこから、間宮岳、中岳分岐 ここの尾根は、高山植物の宝庫でした。 キバナシャクナゲは、
ハイマツの小道を彩ります。
この季節は、お花の咲く道を歩けます!
中岳温泉は、天然の温泉で 川の水で湯加減を調整します。
先着していた男性登山客グループが 気持ちよさそうに入浴していました。
・・・・いつか入ってみたいものです・・・・・
裾合平をめぐり周回してロープウエイ姿見駅に着きました。
高山植物の咲き乱れる 大雪山の本格シーズンは、これから!
また、いつか 北海道の山を目指そうと思います。遠いけど・・・・
| 評価 | 評価なし | 投稿日 | 2013/7/16 | 訪問日 | 2013/6/23 ~ 2013/6/23 | 2013/06/23 11:25:47 | 2013/06/23 06:40:50 | 2013/06/23 06:32:30 | 2013/06/23 06:45:44 | 2013/06/23 08:00:55 | 2013/06/23 08:01:52 | 2013/06/23 08:38:06 | 2013/06/23 08:45:48 | 2013/06/23 09:37:27 | 2013/06/23 09:45:54 |
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| | | | こころの山 | リンダ さん | 2月に母が亡くなりました…。
その母が、記し残していた詩集には
日本に山は数々あれど、 「あの黒姫山だけは、登りたかった」
と記してありました。
雪深い故郷に生まれ育った おかっぱ頭の母が
祖母と一緒にいつも眺めていたのはこの黒姫山でした。
「こころの山」という言葉がありますが 母のこころの山は、 故郷から見えた「刈羽黒姫山」だったのでしょう。
私は母の死から、ふさいだ日々が続きました。
しかし、悲しんでいたら
あの世の母も心配するに違いありません。
それなら「そうだ、山に行こう。」
母の夢を叶えに行こうと決めました。
母の行きたかった「黒姫山ハイキング」です。
母親の位牌を胸に、諸国を旅した山頭火ではありませんが・・・・
私の山支度は母の位牌と、
母の好きだった名無しの猿。 (母なき後、「もん吉」と名づけました。)
↓
↑
もちろん、アタックザックの熊白郎(くまじろう)も参加。
熊白郎は、母の位牌を背負ってもらう大役です。
残雪期のため、車が通行できるか心配しましたが 磯之部まで入れました。
これならとっても楽。 一時間で山頂に着けます。
磯之部の村は、高所にあるため
全体が素晴らしい眺望に恵まれています。
村から山が見放題でした。
トイレが目印のスタート地点。
雪の壁を登って、ブナ林を歩きます。
マンサク・カタクリ・かご花(ショウジョウバカマ)の花盛り。
「花の名前、よく教えてもらったよね」
「ほら、ほら、大好きな山菜もありますよ~」
心の中で、母に語りかけながら登ります。
急登が続き、
お天気が良かったので、汗をかきます。
休みながら振り向くと、なだらかな山々。 遠くは苗場、越後三山や巻機山。 志賀高原付近や、信越の山々も見えます。
最寄の「男山」はかなり可愛い山です。 この時期でも眺望は無さそうです。
男山を追い越して、急登を詰めると尾根に出ました!
柏崎の海が見えました。 山から海が見えるって、いいですね~
じきに山頂に着きました。
刈羽三山の「米山」が正面に見えました。 美しく、立派でした。
黒姫山は、夏だと眺望はあまり良くないかもしれません。
山頂標識は雪で埋もれていました。
ここで記念撮影。
いい眺めです。
「美人林」に近い、母の故郷も見えているはずです!
↓
私には見えませんが
母はどうやら、私の隣にいるような気持ちになります。
この山頂の景色を傍で見ていることでしょう
もん吉、熊白郎は楽しそう!
母の詩集にある、こんなうた見つけました。
「襖ごし 登山の用意する娘 眠れぬ夜が続くこのごろ」
微妙な心境ですが
「山登り やめられませんと 母に詫びつつ・・・・」リンダ
と、返します。おそまつさまでした(爆!)
帰りはピストンだとさびしいので 海を見ながら周回し 757mピークを経由しました。
地図にはない道を歩いたので プチ・バリエーションルート?でした。
こんな時、トレッキング・マップ・エディターの活躍です。 地図があってよかった
しかし、残雪が溶け出した山道を ズルズル滑りながら降りることになってしまいました。 | 評価 | 評価なし | 投稿日 | 2013/5/16 | 訪問日 | 2013/5/4 ~ 2013/5/4 | 2013/05/03 16:19:40 | 2013/05/03 16:12:17 | 2013/05/04 08:37:04 | 2013/05/04 08:51:50 | 2013/05/04 10:56:03 | 2013/05/04 11:46:01 | 2013/05/04 10:20:40 | 2013/05/03 14:56:21 | 2013/05/04 10:33:20 | 2013/05/04 12:21:56 |
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| | | | ほんとうの空 | リンダ さん | 安達太良山?と問えば=「ほんとうの空がある」と答えます。 そのココロは・・・
日本の大詩人、高村光太郎さんの奥様=智恵子さんは 詩集『知恵子抄』の作品集「あどけない話」で 「東京には、ほんとうの空がない」と言ったそうです
智恵子さんの故郷 「ニ本松から安達太良山を仰ぐ山の上に毎日出ている青い空」が 智恵子さんの言うほんとうの空だそうです。
それを読んでから、いつかは、ほんとうの空を見ようと 安達太良登山を決めました。
昨年、3月にも安達太良山に行きましたが 生憎の天気で、ガスで真っ白。 雨雪混じる山頂でした。
どんな眺望かもわからず下山しました。 昨年は、ほんとうの空は見ることができずじまい。
また、昨年は、おととしの震災の影響だと思われますが、 他県ナンバーの車が非常に少なかったように思えました。 今年はスキー場にも他県ナンバーが多く見られましたよ。
朝から晴れています いよいよ、今日は「ほんとうの空」日和。 山頂の空が楽しみです。
8:45 スキー場から入る奥岳登山口から出発します。 ハイキング的な登山道は、旧道や馬車道など、
いろんなコースがあります。
最終的には同じ道に着くので、お好みで。 私は旧道を進みました。
年末年始のインフルエンザA型がようやく完治し 咳き込みながらリハビリ登山です。 久々登山なので、始めはキツく感じました。
9:50 勢至平に入り、今回は峰の辻経由で進みます。 勢至平に出ると、周囲の山々が楽しく見えます。
進む右手から
箕面山・鉄山・矢筈森・篭山!素晴らしい山々
安達太良山は、この地点ではまだ見えません。 木々が行く手を邪魔します。 森林限界を越すと、真っ白な世界。
いよいよ楽しく感じます。
矢筈森をずっと眺めながら斜面を登ってゆきます。 風が雪に風雪紋をつけます。
いよいよ、正面に安達太良山が見えました! これぞ、ほんとうの空&ほんとうの雪の安達太良山です。 ここからは、氷も硬く滑りますのでアイゼンをつけます。
安達太良の標高は1600m手前で、大して高くないのですが、 森林限界点なのですでに高山の雪山の趣があります。 気分的には、2600mを歩いている感じです。 峰の辻に出ると、すごい風です。 雪煙が舞って、顔に雪が当たる、つぶてが痛いです。
しかし、一面の眺望がよい事はこの上ありません。 いかにも雪山といえる、最高の尾根歩きです。
エビの尻尾と言えないような、
巨大な雪の造形物を見ながら進みます。
前面には、安達太良山のピークが見えます。 何人かの人の姿も見えます。
ラストの岩山を登りきると、
12:35 そこは頂上でした。
祠には、お供え物のミカンがありました。 天然冷凍ミカンになっています。
強風で、物が飛びそうです。
アタックザックの熊白郎(くまじろう)も危険! 三角点に置いたら、倒れてしまいました。
山頂からはカッコイイ姿の、会津磐梯山も見えました。 ここの眺望は、360度。 二本松の町まで見えます。
山頂から空を見上げます。
これこそは、「ほんとうの空」です。 今日は「ほんとうの空」の下、
安達太良山の天辺にいることを実感しました(喜)
山頂を惜しみつつ振り返り下ります。
五葉松平経由薬師岳に進みスキー場に向かって下山します。
ゴンドラリフトは節約のため、使いませんでした。
ここの下りは、地獄のようです。 足を踏み抜くこと何度もあり シャクナゲの木に足がはまったりして、 抜け出すのは一苦労。 たまに四つ足で歩いたりしました(トホホ・・・) ここは安達太良山一番の難路?
(昨年もノントレースの中、道を探したり 踏み抜いた脚が抜けなかったりで相当しんどかった)
その苦労を思い出しました。
この道を歩くなら、次回はケチらず ゴンドラリフトを利用するぞ~と心に誓ったのです。
| 評価 | 評価なし | 投稿日 | 2013/2/6 | 訪問日 | 2013/1/12 ~ 2013/1/12 | 2013/01/12 08:46:52 | 2013/01/12 09:59:50 | 2013/01/12 12:30:10 | 2013/01/12 12:16:37 | 2013/01/12 12:38:48 | 2013/01/12 12:45:02 | 2013/01/12 12:49:42 | 2013/01/12 11:33:21 | 2013/01/12 12:54:04 | 2013/01/12 13:48:11 |
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| | | | (続)最後の八ヶ岳=権現岳へ | リンダ さん | (三ツ頭よりの続き)
三ツ頭から先は、一旦下って、 再度、権現岳へ登り返します。
せっかく登った分を下るのが忍びなく ちょっと損した感情を抱きつつ・・・・ もう少しだと頑張ります。
樹林も少々あるのですが すぐに急登一辺倒になります。 絶壁のような岩場を登って行くと 赤い岩肌が雪から出ています。
山頂はよく見えるのですが、ラストスパートは結構堪えました。
ちょっとしたピークに、祠を見つけましたが ここは、山頂ではありませんでした。
そんなに早く山頂には着かないよなあ~ と思いながらニセピークをやり過ごします。
尾根を過ぎるといよいよ風が冷たくなり山頂です。 マイナス10度でした。
12:30権現岳。ようやく山頂です。
風が冷たく、山頂は狭く、三人が立てる程度。
剣が斜めに天を指しています。 標高を示す標識は壊れていました。
アタックザックの熊白郎(クマジロウ)は、 油断すると風で飛ばされそうでしたので ピッケルのひもで安全を確保しました。
熊白郎(クマジロウ)、
ちょっと「ハリツケ」じみて窮屈そうです。
2013年。今年も熊白郎は登山を頑張ります。
山に連れて行っているので、心なしか薄汚れてきたかも…?
権現の山頂も北側は切れていて、怖いような所がありました。 あまり長居出来るような山頂ではありませんでしたが 赤岳が立派でした~!
そそくさと記念撮影をして下山体制に戻ります。 ここからは、先が長いです。
しかし、権現岳のピークを極めて、 八ヶ岳全山頂を達成できたから気分は上々です!
「ばんざーい、ばんざーい!」 と、下山しながら万歳三唱。
権現岳~三ツ頭までの比較的平らな尾根の眺めが 見納めかと思うと、またカメラです。
やはりここは、この山の一番の撮影スポットだと思います。
空の色がグレーに変わってきました。 天候が悪くなるよう気配です。
早めに下山をしないとなりません。
天気予報では、この一日だけが 唯一の好天だったのですが、夕方から雪が降るとの事でした。
北アルプス・日本海側はこの日は一番の大荒れとか。
雪山の下りは、往々にして
登りの半分の時間で下れることもあります。
しかしこの日、天女山登山口から張り切って
「アイゼンスタート」だったのが 災いしまして、膝を痛めてしまいました。
単純標高差1400m、日帰りの山行で 完全にオーバーユース。
標高2200m下山途中から、ひざ痛に耐えながら
ようよう下山しました。
16:00 ゴール。
とともに、雪は本降り。 長かった山登りでした・・・・
膝の痛みは、翌日まで引っぱりましたっけ。
| 評価 | 評価なし | 投稿日 | 2013/1/25 | 訪問日 | 2013/12/23 ~ 2012/12/23 | 2012/12/23 12:00:44 | 2012/12/23 12:04:46 | 2012/12/23 12:13:38 | 2012/12/23 12:17:45 | 2012/12/23 12:28:02 | 2012/12/23 12:35:43 | 2012/12/23 12:40:57 | 2012/12/23 12:41:26 | 2012/12/23 12:53:33 | 2012/12/23 13:34:45 |
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| | | | 最後の八ヶ岳=権現岳へ | リンダ さん | 昨年八ヶ岳へは、1年を通して、よく山行しました。
過去にも、いろいろなルートで
八ヶ岳の「八つ」の峰を登ってきましたが、
とうとう八つ目の最後の峰=権現岳を残すのみになりました。
権現岳は、上田哲農さんが、著作『山とある日』で
「大こうもりが翼をひろげたような」と表現しています。
赤岳から見ると、まさに大こうもりのようですね。
(この写真は赤岳から見た去年の権現岳です。)
冬場は、天女山駐車場までは、ゲートが閉まり
車が入らないため、天女山登山口に車を置いて出発します。
日帰り山行で、単純標高差で1400mは登りますので、
雪山足慣らしとしては、張り切りすぎ!?
と、気づいたのは大分あとの話です。
相手に不足はありません。
しかも、何を思っていたか
なぜか私だけ、天女山登山口からアイゼン装備。
(やっぱり、気合入れすぎました・・・・)
のちにわかりましたが、
アイゼン装着は、前三ツ頭過ぎた所からがベストでした(疲)
7:10出発
7:35 天女山
天女山まではハイキングで、30分かからずに到着します。
あずまやの中に方位盤がありました。
ちょうど衣服が暑くなるところなので、ウエア調節します。
夏場はここまでは、車で入れます。
それから15分軽く歩きますと、
8:00 天の河原
ここで眺望が一気によくなります。遮るものなし!
目指す、権現は雪で真っ白。彼方に見えます。
前方は前三ツ頭、三ツ頭です。
ここからけっこうダラダラ登ります。
標高1750m付近までは、標高が稼げず時間がかかります。
気合を入れすぎたアイゼンが重く感じます・・・・
標高1900mから先は一気に急登になります。
樹林帯の急斜面を直登します。
だいぶ標高を稼いできました。
10:30 前三ツ頭
上り詰めると前三ツ頭に到着。
普通はこの辺りでアイゼンをつけますが、
私はすでに登りアイゼン疲れで、脱ぎたい気分でした(爆!)
眺望がよくなりました。
森林限界に入り、風が冷たくなりました。
三ツ頭まで、約50分とあります。
権現までは三ツ頭から1時間というタイムコース。
ちょっと急ぎます。山頂に1時までには着かないと
帰りが長そうです。
しかし、三ツ頭までも急登です。がんばります。
雪山なので、直登はきついですが、標高は稼げます。
ロープのある斜面を登って、青空が見えた先が
三ツ頭でした。
11:30 三ツ頭到着
石の標識や石柱があり、信仰の名残がうかがえます。
目前は素晴らしい景色です!
権現岳がとうとう尖頂を現しました。
ここから見ると、「大こうもり」には見えませんね・・・
赤岳・阿弥陀岳も奥に見えます。
ここから権現岳に向かう尾根は、眺望がよく、
写真ばかり撮ってしまいたくなる景色です。
気持ちは先を急いでいますが、写真を撮っていると
足取りが遅くなってしまします。
せっかく登った三ツ頭から権現に行くには
少々下らないといけないのですが、
山頂は目の前、急登覚悟で頑張ります!
権現岳まではあと1時間程。
ガンバー!
(権現岳へ続く・・・・)
| 評価 | 評価なし | 投稿日 | 2013/1/8 | 訪問日 | 2012/12/23 ~ 2012/12/23 | 2012/12/23 07:35:58 | 2012/12/23 08:26:11 | 2012/01/08 09:16:24 | 2012/12/23 10:08:26 | 2012/12/23 10:34:50 | 2012/12/23 10:35:12 | 2012/12/23 10:17:40 | 2012/12/23 10:30:07 | 2012/12/23 11:34:48 | 2012/12/23 11:22:03 |
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| | | | 冷池山荘のテン場 | リンダ さん | 冷池山荘
テン場は景色が最高です。
山荘から約10分山道を登った先に 30張程張れるテン場があります。 一人500円です。
ここの山荘は珍しい価格設定です。 通常の山小屋泊料金のほか テント宿泊+食事メニューもあります。
●テント+朝食 2000円 ●テント2食 3000円 ●テント+夕食 2200円
南は爺ヶ岳、
西は立山、剱岳のワイドビュー
東も眺望が素晴らしく、 私が行った翌朝は雲海におおわれていました。
翌日は出発が未明でしたので、夜明けの風景は
わかりませんでしたが、きっと
朝焼けも見えると思います。 北は、鹿島槍へ向かう山道です。
赤岩分岐からも冷池山荘はよく見えます。
爺ヶ岳中峰からも山荘と、そのテン場まで、しっかり見えます。
しかし、残念なことはトイレがテン場にありません。
なので、山荘に隣接する、
外トイレを使います。
テン場からトイレには、山道を5分は下ります。 テン場へ帰るには、山荘から約10分山道を登ります。
日中は良いのですが、
夜や早朝は道が急なので、暗く、足場は怖いです。
転ばないよう注意します。
山荘とテン場の道の間は、落ちている場所がありますし・・・
日中でもガスがかかっていると、道が見えないので おそるおそる歩きます。
私が初日に入った日は、雨でした。
小屋の受付で働く人に、翌日の天気を聞いたのですが、
なぜが、今日と同じくらい(=曇りのち雨) と言われまして。(謎)
しかし、翌日は絶好のお天気でした。
夜はガスがかかっていました。
その中、急な山道を下りました。
ヘッドランプを付けながら降りるので 慎重に、慎重に 足の踏み場所を見ながら進みました。
無事、電気のついた外トイレに到着したときは ほっとして、何をしにきたかわからなくなりました。(?)
テントに泊まる人は、トイレが遠いので覚悟と準備?が必要です。
ちなみに、小屋も小屋うちのトイレも
掃除が行き届き、とてもきれいです。
この付近の山荘は今月で、軒並みシーズンオフになります。
山荘では早くもストーブをたいていました。
冷池山荘は、今年は10月15日で営業は終わります。
| 評価 | | 投稿日 | 2012/10/12 | 訪問日 | 2012/10/7 ~ 2012/10/8 | 2012/10/08 09:18:20 | 2012/10/08 10:25:54 | 2012/10/08 09:21:09 | 2012/10/08 09:20:46 | 2012/10/08 09:21:00 | 2012/10/08 10:20:34 | 2012/10/08 10:19:57 | 2012/10/08 10:41:40 | 2012/10/08 11:45:38 | 2012/10/08 10:26:12 |
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リンダ さん | No.4 2012/10/12 18:23:47 No.3への返信 雲ノ平は、来年の夏こそ行きたい場所です!
五色ヶ原、チェックしてみます |
さと さん | No.3 2012/10/12 13:52:12 No.2への返信 大天井は山頂や蝶の方に散歩してゆっくりできそうだし、空いてそうだったので、私が目をつけていたところですね。
雲ノ平、五色ヶ原みたいに広々した景色の中を散歩できるところもいいですよ。 |
リンダ さん | No.2 2012/10/12 10:50:29 No.1への返信 前日は、雨でガスでしたし、翌日も真っ暗なうちから出発したので
鹿島槍から下りてテン場に着いた時は、立山・剱の景色に仰天しました!
この眺めを見ながら、ゆっくり夕食を楽しみたかったです。
できれば、もう一泊したかったのですが。
他にも景色のいいテン場だったのは、大天井のテン場ですね~。
槍・穂高が目前でした。 |
さと さん | No.1 2012/10/12 09:45:47 テン場と小屋が遠いのが難点ですよね。
涸沢も、長蛇の列でトレイにたどり着くまでなん十分もかかりました。
でも、ここのように眺望のいいテン場は好きです。 |
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| | | | 三大お泊りデート沢? | リンダ さん | ナルミズ沢はきれいで明るく 初心者にも比較的容易に登れるため 「3大お泊りデート沢」と呼ばれているそうです。 ツメも広~い草原ですので、とても人気がある沢です
ナルミズ沢に行くには、現在土砂崩れがあったため 宝川林道を1時間余計に歩かなくてはなりません
本来、車止めゲートまでは車が入れるそうですが こんな状況です
今回は宝川温泉駐車場に車を止めて
テン場の「ウツボギ沢出合」まで
林道を2時間+山道1時間。アプローチが長い沢です
翌日は12時間行動なので、気合を入れないといけません
沢のテント泊は初めて。
沢支度をザックへ。思いの外、大荷物になります。 大型ザックに沢登りの靴、ハーネス、ヘルメットなどを詰め込みました
暑すぎる陽気、登山口からのアップダウンはバテました 途中、何箇所も崩落や岩場もあります 普通の登山道なのに、危なげです
渡渉ポイントは、いつもなら足は水につかるとの事です でも、今年は川の水が少なく、飛び石伝いで川岸を渡れました じきにウツボギ沢出合のテン場です
川の水に近いので何かと便利でした 場所に気を付けて幕営です
昼から、たき火を炊いて宴会をしました 楽しい沢のひと時です
暑かったので、のどが渇きました。 重くても、缶ビール1本は必携です・・・・川の水で冷やせます
早朝起きたら、星が、まばゆいくらいでした。 5時に出発します。
朝から、水に入るのは慣れなくて抵抗ありましたが 一度入ってしまうと、もう大丈夫です。
一番初めに死亡事故のあったという、7m滝に出くわします これは、巻きました。 それからは、大小様々な淵や滝を越して行きます
以前に事故があり、遺体が上がってこないという 通称「引込み淵」なども巻きました。
人も多く活気があります。 沢はナメ滝も美しく、ずっと歩いていたくなります
仲間と間隔が離れてしまい、急いで追いつこうとしたら 滑って転んで、向う脛を2本強打(激痛) 暫く痛みます!
沢から、越後烏帽子が見えてきます。 見晴らしもよいので、迷いにくい沢です
上流に向かうと、だんだん水量が少なくなります
小滝とナメが続きます。 そして、とうとう水が無くなりました!
分岐をしっかり確認。 左は距離は短いけれど、急な登山道(地獄のツメ) 右は時間が長いけれど、ロマンチックな草原(天国のツメ) 間違えてはいけません! ここの沢のハイライトはツメの草原です! 正しく右に進みました。
ヤブ漕ぎ無縁の天国のような草原風景! みんな大喜びしています(喜)
草原を登ると、稜線に出ました。 風が強かったですが、眺望は最高でした
見慣れた上越、谷川連峰の山々の山座同定が楽しかったです
ここからジャンクションピーク経由で期待の朝日岳に向かいます | 評価 | 評価なし | 投稿日 | 2012/10/6 | 訪問日 | 2012/9/15 ~ 2012/9/16 | 2012/09/15 10:07:19 | 2012/09/15 13:37:06 | 2012/09/15 13:59:24 | 2012/09/16 05:33:10 | 2012/09/16 06:37:04 | 2012/09/16 05:53:03 | 2012/09/16 07:50:02 | 2012/09/16 08:26:21 | 2012/09/16 09:02:38 | 2012/09/16 09:04:52 |
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