(三ツ頭よりの続き)
三ツ頭から先は、一旦下って、
再度、権現岳へ登り返します。![権現手前のニセピーク](../pic/ly/lynda9201/pic_e2ed96e2a14db0abe16014c1617447a7_200x150.jpg)
せっかく登った分を下るのが忍びなく
ちょっと損した感情を抱きつつ・・・・
もう少しだと頑張ります。
樹林も少々あるのですが
すぐに急登一辺倒になります。![ニセピークから先は急登続き](../pic/ly/lynda9201/pic_543b3bb1abb19cf4dc82848225e3b12e_200x150.jpg)
絶壁のような岩場を登って行くと
赤い岩肌が雪から出ています。![山頂付近の大岩肌](../pic/ly/lynda9201/pic_de436b4fcadb62c6cf62d3a203562a53_200x150.jpg)
山頂はよく見えるのですが、ラストスパートは結構堪えました。![エール エール](../lib/tinymce/jscripts/tiny_mce/plugins/emotions/img/smiley-yell.gif)
ちょっとしたピークに、祠を見つけましたが
ここは、山頂ではありませんでした。
そんなに早く山頂には着かないよなあ~
と思いながらニセピークをやり過ごします。![山頂までラストスパート、結構堪えました。](../pic/ly/lynda9201/pic_18ba36663c6c4aef69c72227751851c2_200x150.jpg)
尾根を過ぎるといよいよ風が冷たくなり山頂です。
マイナス10度でした。
12:30権現岳。ようやく山頂です。![山頂には剣がありました。標識は壊れて凍ってました](../pic/ly/lynda9201/pic_700e94c8d0648e037c1fe2b21fc51bd5_200x150.jpg)
風が冷たく、山頂は狭く、三人が立てる程度。
剣が斜めに天を指しています。
標高を示す標識は壊れていました。
アタックザックの熊白郎(クマジロウ)は、
油断すると風で飛ばされそうでしたので
ピッケルのひもで安全を確保しました。
熊白郎(クマジロウ)、![ピッケルで確保された熊白郎(くまじろう)](../pic/ly/lynda9201/pic_2b33e44b57c20e29358e88f5d2815e74_200x150.jpg)
ちょっと「ハリツケ」じみて窮屈そうです。
2013年。今年も熊白郎は登山を頑張ります。
山に連れて行っているので、心なしか薄汚れてきたかも…?
権現の山頂も北側は切れていて、怖いような所がありました。
あまり長居出来るような山頂ではありませんでしたが![向こうは切れて、山頂は3人程度しか立てません。。](../pic/ly/lynda9201/pic_6150b14d32796ca0f62152c4cac34bff_200x150.jpg)
赤岳が立派でした~!![山頂からの赤岳](../pic/ly/lynda9201/pic_b8cc9f3c222d820eca13d8703aa13a4d_200x150.jpg)
そそくさと記念撮影をして下山体制に戻ります。
ここからは、先が長いです。
しかし、権現岳のピークを極めて、
八ヶ岳全山頂を達成できたから気分は上々です!
「ばんざーい、ばんざーい!」
と、下山しながら万歳三唱。![山頂から下山途中の三ツ頭](../pic/ly/lynda9201/pic_e95e880d993350c62d79d1b4102bd9f8_200x150.jpg)
権現岳~三ツ頭までの比較的平らな尾根の眺めが
見納めかと思うと、またカメラです。![クール クール](../lib/tinymce/jscripts/tiny_mce/plugins/emotions/img/smiley-cool.gif)
やはりここは、この山の一番の撮影スポットだと思います。
空の色がグレーに変わってきました。![権現から三ツ頭の尾根で見た阿弥陀・中岳・赤岳](../pic/ly/lynda9201/pic_e5c0751308bf7efabf175cb98124d19a_200x150.jpg)
天候が悪くなるよう気配です。
早めに下山をしないとなりません。
天気予報では、この一日だけが
唯一の好天だったのですが、夕方から雪が降るとの事でした。
北アルプス・日本海側はこの日は一番の大荒れとか。
雪山の下りは、往々にして
登りの半分の時間で下れることもあります。
しかしこの日、天女山登山口から張り切って
「アイゼンスタート」だったのが
災いしまして、膝を痛めてしまいました。![泣き顔 泣き顔](../lib/tinymce/jscripts/tiny_mce/plugins/emotions/img/smiley-cry.gif)
単純標高差1400m、日帰りの山行で
完全にオーバーユース。
標高2200m下山途中から、ひざ痛に耐えながら
ようよう下山しました。![封印 封印](../lib/tinymce/jscripts/tiny_mce/plugins/emotions/img/smiley-sealed.gif)
16:00 ゴール。
とともに、雪は本降り。
長かった山登りでした・・・・
膝の痛みは、翌日まで引っぱりましたっけ。