ナルミズ沢はきれいで明るく
初心者にも比較的容易に登れるため
「3大お泊りデート沢」と呼ばれているそうです。
ツメも広~い草原ですので、とても人気がある沢です
ナルミズ沢に行くには、現在土砂崩れがあったため
宝川林道を1時間余計に歩かなくてはなりません
本来、車止めゲートまでは車が入れるそうですが
こんな状況です
今回は宝川温泉駐車場に車を止めて
テン場の「ウツボギ沢出合」まで
林道を2時間+山道1時間。アプローチが長い沢です
翌日は12時間行動なので、気合を入れないといけません
沢のテント泊は初めて。
沢支度をザックへ。思いの外、大荷物になります。
大型ザックに沢登りの靴、ハーネス、ヘルメットなどを詰め込みました
暑すぎる陽気、登山口からのアップダウンはバテました
途中、何箇所も崩落や岩場もあります
普通の登山道なのに、危なげです
渡渉ポイントは、いつもなら足は水につかるとの事です
でも、今年は川の水が少なく、飛び石伝いで川岸を渡れました
じきにウツボギ沢出合のテン場です
川の水に近いので何かと便利でした
場所に気を付けて幕営です
昼から、たき火を炊いて宴会をしました
楽しい沢のひと時です
暑かったので、のどが渇きました。
重くても、缶ビール1本は必携です・・・・川の水で冷やせます
早朝起きたら、星が、まばゆいくらいでした。
5時に出発します。
朝から、水に入るのは慣れなくて抵抗ありましたが
一度入ってしまうと、もう大丈夫です。
一番初めに死亡事故のあったという、7m滝に出くわします
これは、巻きました。
それからは、大小様々な淵や滝を越して行きます
以前に事故があり、遺体が上がってこないという
通称「引込み淵」なども巻きました。
人も多く活気があります。
沢はナメ滝も美しく、ずっと歩いていたくなります
仲間と間隔が離れてしまい、急いで追いつこうとしたら
滑って転んで、向う脛を2本強打(激痛) 暫く痛みます!
沢から、越後烏帽子が見えてきます。
見晴らしもよいので、迷いにくい沢です
上流に向かうと、だんだん水量が少なくなります
小滝とナメが続きます。
そして、とうとう水が無くなりました!
分岐をしっかり確認。
左は距離は短いけれど、急な登山道(地獄のツメ)
右は時間が長いけれど、ロマンチックな草原(天国のツメ)
間違えてはいけません!
ここの沢のハイライトはツメの草原です!
正しく右に進みました。
ヤブ漕ぎ無縁の天国のような草原風景!
みんな大喜びしています(喜)
草原を登ると、稜線に出ました。
風が強かったですが、眺望は最高でした
見慣れた上越、谷川連峰の山々の山座同定が楽しかったです
ここからジャンクションピーク経由で期待の朝日岳に向かいます