谷川岳のオキの耳から先には
いつか行こうと憧れていました。
初めて通る道です。
♪オ・キを~越え~て~ゆっこうよ♪
一ノ倉のノゾキから、有名な岩場の一ノ倉沢を見下ろして
どんな風景なのか、
肝を冷やしてみたかったのです。
しかし、谷川を登った時から、視界が悪かったので、
結果何も見えませんでした。(寂・・・)
本来なら、
ここの尾根が「本日のハイライト!」なのでしたが・・・・
残念。
オキの耳からアップダウンはあまり無く、楽な尾根歩きです。
あんなに大勢の登山者もごく少なくなりました。
笹の道とナナカマドを西に、東は岩を見て進みます。
今年のナナカマドは暑さのせいか、
葉っぱが褐色に焼けていました。(
哀)
所々に黄葉も見られました。
秋はそこまで来ています。
ガスの中山道に鳥居が現れました。
鳥居をくぐると奥の院です。
ここから先は登山者は数える位になりました。
とても静かな山道です。
♪や~まの人気者~♪レイホー~歌って進みます。
そこから先はまた、蛇紋岩が続きます。
濡れた岩がつるつる滑って注意を怠れません
ひっくりかえったら後頭部を割ってしまいそうです・・・・
岩に注意して下ります。
一ノ倉ノゾキの標識がありました。
が、眼下には雲ばかり。
見えないので、
想像力を膨らますと、非常に怖くなってきました。
カメラ持つ手が伸びず、足腰がむずむずします。(冷汗)
見えないので先に進みます。
またいつか晴れた日に参ります!
最後の下りにすさまじく滑る大きな岩場がありました。
何回も足を取られました(慎重)
下りきると、蛇紋岩とはお別れ。
下った分と意外に登ります。
オキの耳から一時間。
ガスがたまに消えてくれます。
一ノ倉岳が見えました。
登りきると山頂標識もありますが、
単なる通過点のような山頂でちょっと不遇です。
避難小屋も慎ましくありました。
一ノ倉沢をアタックする
エキスパートのクライマーが登ってくる小道もありました。
その道を
追体験?して歩き、
「なんちゃってクライマー。サクセスストーリーへの道」と称した
小芝居をしてみました。
私は
くさい演技(
寒…)の
カメラマン役に徹しました