谷川岳のオキの耳から先には
いつか行こうと憧れていました。
初めて通る道です。
♪オ・キを~越え~て~ゆっこうよ♪
一ノ倉のノゾキから、有名な岩場の一ノ倉沢を見下ろして
どんな風景なのか、
肝を冷やしてみたかったのです。
しかし、谷川を登った時から、視界が悪かったので、
結果何も見えませんでした。(寂・・・)
本来なら、
ここの尾根が「本日のハイライト!」なのでしたが・・・・
残念。
オキの耳からアップダウンはあまり無く、楽な尾根歩きです。
あんなに大勢の登山者もごく少なくなりました。
笹の道とナナカマドを西に、東は岩を見て進みます。
今年のナナカマドは暑さのせいか、
葉っぱが褐色に焼けていました。(
哀)
![夏のダメージで可哀そうな褐色のナナカマド](../pic/ly/lynda9201/pic_971e00399987bdaa27cc7ff89e612267_200x150.jpg)
所々に黄葉も見られました。
![ところどころに黄葉。秋の足音。](../pic/ly/lynda9201/pic_c2b790266615c8bf074cf5a72e81d642_200x150.jpg)
秋はそこまで来ています。
ガスの中山道に鳥居が現れました。
![山道は鳥居をくぐります。](../pic/ly/lynda9201/pic_b2acc895430dd26842d97e62641d0b4f_200x150.jpg)
鳥居をくぐると奥の院です。
![奥の院の祠](../pic/ly/lynda9201/pic_284b07e6c6fa01e733f86fe642116402_200x150.jpg)
![ちょっとしつこい説明の「奥の院標識」の裏側](../pic/ly/lynda9201/pic_026c0943d97a3a08dbe845c1f460fdd0_200x150.jpg)
ここから先は登山者は数える位になりました。
とても静かな山道です。
♪や~まの人気者~♪レイホー~歌って進みます。
そこから先はまた、蛇紋岩が続きます。
濡れた岩がつるつる滑って注意を怠れません![つるつる滑る蛇紋岩。](../pic/ly/lynda9201/pic_3f46c89e6657dbacf8a4010473a111ce_200x150.jpg)
ひっくりかえったら後頭部を割ってしまいそうです・・・・
岩に注意して下ります。
一ノ倉ノゾキの標識がありました。
が、眼下には雲ばかり。
![一ノ倉ノゾキ(とは思えませんね・・)](../pic/ly/lynda9201/pic_e18fdbdc85d01e149351a977186db6d3_200x150.jpg)
見えないので、
想像力を膨らますと、非常に怖くなってきました。
カメラ持つ手が伸びず、足腰がむずむずします。(冷汗)
見えないので先に進みます。
またいつか晴れた日に参ります!
最後の下りにすさまじく滑る大きな岩場がありました。
何回も足を取られました(慎重)
下りきると、蛇紋岩とはお別れ。
下った分と意外に登ります。
オキの耳から一時間。
ガスがたまに消えてくれます。
![一ノ倉岳から谷川岳を振り返りました](../pic/ly/lynda9201/pic_56976d8e646d7be0db694527a9831d4e_200x150.jpg)
一ノ倉岳が見えました。
登りきると山頂標識もありますが、
単なる通過点のような山頂でちょっと不遇です。
避難小屋も慎ましくありました。
一ノ倉沢をアタックする
エキスパートのクライマーが登ってくる小道もありました。
その道を
追体験?して歩き、
「なんちゃってクライマー。サクセスストーリーへの道」と称した
小芝居をしてみました。
私は
くさい演技(
寒…)の
カメラマン役に徹しました