大雪山の旭岳は、北海道では最高峰。
北海道登山、初めの1歩は、ここに決めました。
梅雨の時候の、土日しか休めない中、
天気の安定して登れる場所は
本州では厳しいし・・・・。
北海道なら梅雨がないかな?と思いました。
ロープウエイで標高1600mまで登れるので往復券を購入しました。
朝1番の6:00の便なら、
間宮岳~裾合平経由で日帰り登山可能です。
あいにく前日は曇りでした。山は見えません。
けれど、天気予報で翌日は
「曇りのち晴れ」なので期待しています。
登山当日の朝は前夜の雨が上がり、
日差しに緑がキラキラ輝いていました。
この辺りは、まだ春になったばかりです。
ロープウエイ姿見駅から降り立ったら
朝日がまぶしく、旭岳の勇姿と噴火口の煙が雄大です
残雪がたっぷり。
久しぶりの残雪の感覚を楽しみます。
気温は、ちょっと寒いくらいですが
歩くと汗をかかずに歩ける、心地よい感じです。
姿見の池からの旭岳を見たかったのですが
池はまだ雪の中でした。
逆さに写る旭岳の写真は撮れないなと思っていたら
何かがやってきた・・・
う!ウサギでした!!
」
しかも、こっちに向かってやってくるので
私たちが身を潜めようと思ったくらいです。
妙に、人懐っこいウサギさん。
か・カメラ・・・を出して
ズーム!!
下山後、ロープウエイの係員さんに聞きましたが、
「エゾユキウサギ」という種類でした。
普通のウサギより、耳が小さいそうです。
寒いところに住むから
体温を温存できるよう「小耳」だそうで。
真冬は、真っ白になるそうですが、
この季節はブチが入っていました。
夜行性との事ですが、明るいうちは
なかなか目撃できないと聞きました。
可愛かったです!
目撃情報は、下山後、ロープウエイ姿見駅の
ホワイトボードに記録。
エゾユキウサギのマグネットを貼りました。
さて、姿見の池からは、人も激減し
のんびりと登山モードです。
トムラウシ・十勝岳 日高山脈がずっと見えました。
雲海と高山植物が素晴らしく、風は冷たいです。
山頂付近では特に風が強かったです。(寒)
登山者も少ないので
山頂を独占できた時間も、ありました。
旭岳は、残雪が多く
ザクザク走るように下山しました。=3=3=3
裏側から見ると旭岳はやさしい感じです。
ちょっと「白山」を思い出しました。
そこから、間宮岳、中岳分岐
ここの尾根は、高山植物の宝庫でした。
キバナシャクナゲは、
ハイマツの小道を彩ります。
この季節は、お花の咲く道を歩けます!
中岳温泉は、天然の温泉で
川の水で湯加減を調整します。
先着していた男性登山客グループが
気持ちよさそうに入浴していました。
・・・・いつか入ってみたいものです・・・・・
裾合平をめぐり周回してロープウエイ姿見駅に着きました。
高山植物の咲き乱れる
大雪山の本格シーズンは、これから!
また、いつか
北海道の山を目指そうと思います。遠いけど・・・・