前日登った「
鹿俣山」でも
15㎝の積雪があったため、
当然、この「
平標山」では更なる積雪を予測しておりました。
念には念を入れて今回は
雪山三点セット(
アイゼン・ピッケル・わかん)
を装備し、
意気込んで入山しました=3
元橋からの登山口から、
松手山ルートで平標山を目指します。
本来は林道から山の家ルートで進めばいいのですが、
「
首尾よく行けば仙ノ倉山までも・・・。」
と、いう
ハードな野望?がありました。
心して急登を覚悟。
最短距離でピストンをする行程を選びます。
前方には、
妙に軽装で歩く登山者もいましたし、
山スキーを担いで登る強者も見かけました。
それぞれの登山支度をちょっと不思議に思いましたが、
私は今年初めての
雪山三点セットを背負って出発です。
初っ端から始まる
急登。
1時間以上は登りっ放しです。
標高はあっという間に稼げますが、大汗をかきました。
この日は
妙に暖かい一日でした。
たまに足を留めると振り返る
苗場山が
麗しいです。
「これでもか」の登りに
ほとほと疲れた頃
送電線の鉄塔に着きました。
1時間ちょっとで標高差400m登りました・・・・(驚)
休憩して、
松手山に向かいます。
山道はさらに急登を強いられます。
先程の鉄塔が段々と下に見えてきました。
今日は、朝からずっと登っている感じです。(
汗)
視界がぐんと開けたところが、
松手山の山頂です。
平標山の通過点としてしか登られないみたいです。
ちょっと地味な山頂なので、クチコミしたくなりました。
山頂には小さな三角点がありました。
分岐もあります。
南側の眺望が開けて気持ちがいいです。
来た道を振り返ると、長~い平らな
苗場山頂と、
神楽峰も見えます。
これから向かう
平標山も奥に見えますが、まだ先のようです。
笹の尾根を歩き、いくつかのピークがあります。
この付近の山の眺望を見れたのは、今日が初めてでした。
し、しかし雪が全くありません!!
どうなっているのでしょう?
しかも、私の
雪山3点セットは
どうなることやら???(平標山に続く)
追記
この道は去年の9月に来ましたが、天候は
雨で寒く
ひどい強風に
尻尾を巻いて下山しました。
お気に入りの帽子は風で飛ばされてしまいました。(涙)
あの帽子はどこにいってしまったのでしょう?
帽子が飛ばされたその場所に着きました。
あるわけもない昨年の帽子を、
つい探してまいましたが・・・・
きっと、私の帽子は、
クマが発見したと思います(
涙)
今頃はクマが私の帽子をかぶって
冬眠してることでしょう。