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| | | | 東洋のマッターホルン!? | リンダ さん | とある本では「上越のマッターホルン」と、
地元の看板では「東洋のマッターホルン」と表記されています。
誰が名付けたか、「大きく」出ましたね~
因みにこの付近は、大源太「キャニオン」もありますし、
そんなネーミングに、雪深い越後湯の人々の
想像力の豊かさが忍ばれます(礼)。
若干話を割引いても、マッターホルンと聞いたなら、
出かけたくなりませんか?
標高はあまり高いとは言えませんし、
この山の、どこがマッターホルンと呼ばれる所以なのか
早速登りに行きました。
残念ながら曇りです。山の全景は見えません。
林道の一番奥が登山口で、車は10台ほど置けます。
登山届ポストもあります。
標識には「携帯通じます」とありましたが、
登山口でauは不通でした。
携帯に関しては、それ以降使いませんでしたので
山間部での携帯利用可能情報がありましたらお願いいたします。
登山口から800mあたりで、小さな渡渉が幾つかあります。
その後北沢で大きな渡渉をしました。
雪解の増水により、かなりの水量で勢いありました。
石は滑りそうです。足場を考えながら怖気づいてました。
何分も足の置き場を考えましたが、いよいよトラロープに全身を託し、
「えいや~!」危機一髪で渡り切りました。
後から来た単独登山者に先に行ってもらいましたが
その方も同じ気持ちで、心配して見守ってくれました。
そこからいきなり急登が続きます。
蒸暑く、大汗をかきながら登ります。
イワカガミ・カタクリ・コブシetc…。
ありとあらゆる花の盛りです。
休むと、ブヨがついて来ます。非常に迷惑です。
ヘビ=青大将にも出会いました(驚!)
自然の恵み!?豊かです。
1時間半強で弥助尾根に着きました。
山頂まではまだまだあります。
ここから見るとマッターホルン?には見えません。
尾根は晴れていたらさぞかし眺めは良いことでしょう。
瘠せ尾根、そして山頂まで岩場が続きます。
更に急登続きです。
周囲は石楠花が彩を添え、ガスの中、この世とは思えません。
幾つかの岩場を越え、
距離約3.8㎞、標高差約850m
2時間半強で山頂に着きました。
…が、周囲は雲で何にも見えませんでした。
ブヨがもれなく付いてきて、
記念写真にまで映り込みます。
天気もすっきりしないので、七ツ小屋山は諦め、
ピストンで帰りました。
下りもかなり急なので、久しぶりに膝にきました。
岩で滑りそうでしたが、あっという間に標高が下がります。
帰りの北沢の渡渉で、30名程のパーティーがやって来ます。
手こずりながらも全員、首尾よく沢を渡ってすれ違いました。
私は誰も居なくなってから最後に渡りましたが、
案の定、川の水に片足を落としました。(恥)
朝からこの川に落ちそうな予感はしましたが。
この日の行程は休憩含めて5時間。
午前中で登って来れます。
ヘビ目撃6回、ヒキガエルのねぐら通過2回、ブヨ刺され4ヶ所(爆!)
大源太山は、標高の割に高度感もあります。
渡渉あり、急登あり、瘠せ尾根あり、岩場ありの
要素盛りだくさんで、鍛える向きの山です。
聞く所に因ると、七ツ小屋山から見ると
本当にマッターホルンらしく?見えるようです。
私にとって、東洋のマッターホルンは未だ謎です…。 | 評価 | 評価なし | 投稿日 | 2011/6/12 | 訪問日 | 2011/6/5 ~ 2011/6/5 | 2011/06/05 08:03:00 | 2011/06/05 08:04:00 |
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| | | | ピラミッド・パワー | リンダ さん | 西穂独標と西穂高岳の間にピラミッドピークがあります。
この辺りは、幾つも尖んがり頭がありますが、
ひときわ抜きん出ています。
名前の如くの「ピラミッド」。
梅雨の季節ど真ん中、雨と霧の山々です。
一年中人気のエリアと聞いていましたが、
こんな日は、誰もいません。
ある意味、穴場です。
前日も何にも見えませんでした。
独標の先の道は、ガスに埋もれ奈落のようで不気味でした。
…尻尾を巻いて引き返しました。
翌日もガスと雨でした。
早朝、現地調査でもう一度、独標まで行きました。
雨は霧に変わりました。
視界は悪いですが、進む道は充分明るくなりました。
西穂高岳登頂を試みてましたので、
とにかく、行ける所まで行ってみようと思いました。
西穂独標の先は、恐いと聞いていましたので
おずおずと進みました。
独標からいきなり急に落ち込みます。
ガスの中を慎重に降りることは降りましたが。
その先の、やせ尾根が!!
岩が切り立っています。
跨ぎこんで足をかけますが、足場が、見えません!(汗)
そこが、一番の難所だったように思えます。
その先も、岩場続きですが、
ガスのため、高度感はさほど無く進めました。
土地勘も無かったので、深い谷や崖が見えず、幸い?でした。
この登山道は、穂高も笠が岳も見えると聞きましたが…
見えそうな気配すらありません。
霧に囲まれピラミッドピークに着きました。
写真を撮っても、岩しか写りません。
天気が回復するようにずっと念じていました。
「太陽頑張れ!!」
念力が通じたのかやや雲も透きとおってきたように思えます。
「太陽頑張れ!!」
明るくなる気配がします。
先を見れば、進めそうなので西穂高を目指します。
とうとう、梅雨の時期でも、晴れてきました。
見えてきました。西穂高の全貌が!
祝!晴天。ピラミッド・パワー。
帰りは、雲も晴れ、青空も見えました。
写真は西穂高から見たピラミッドピークです。
♪ちょいと出ました、三角野郎が~♪
ちなみに、独標直下の一番の難所は、
帰り道は難なく通過できたのが今でも不思議です。 | 評価 | 評価なし | 投稿日 | 2011/6/2 | 訪問日 | 2010/6/19 ~ 2010/6/20 | 2010/06/20 09:00:00 | 2010/06/20 07:01:00 |
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| | | | 森の中で休憩。 | リンダ さん | 大木のコメツガやシラビソ樹林に囲まれております。
気持ちのいい休憩場所で、これぞ森林浴です。
たまに常念岳と目が合います。
そんな場所なので眺望はありませんが、鳥の声がさかんです。
その日は、夏日だったので日差しを陰り、爽やかな涼しいひと時でした。
今までの疲れが取れました。
そして、これから始まる更なる急登に備えます。
ここから先は、急坂や、谷を横切りハードなので
落ち着いて休める場所がありません。
まめうち平の、ほぼ平担な道は600m程続きます。
日陰の道は雪が溶けておらず、
そこから先は、完全に残雪の雪山になりました。
登りはつぼ足でしたが、
翌日の下りはここで軽アイゼンをはずしました。
雨でしたので、一日であっという間に残雪が融けていました。
標高2000m地点の標示板がある場所が、
ヒュッテと三股登山口の中間地点になります。 | 評価 | 評価なし | 投稿日 | 2011/6/2 | 訪問日 | 2011/5/21 ~ 2011/5/22 | 2011/05/21 | 2011/05/21 |
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| | | | 天気のいい日、旅立ち。 | リンダ さん | こじんまりとした平屋の山小屋は、
外観から見るより、中に入ると素敵でした。
建物の管理が、すっかり行き届いた清潔感があります。
オーナー様の真心がうかがえます。
私はテント泊でしたが、(使用料一人当たり:500円)
ビールの購入で中を見せてもらいました。(缶ビール:500円)
…まさしく、本に出るような空間。
片付けの行き届いた、居心地のよいスペース。
この日、テン場は、強風とガスで凄まじかったですが、
山小屋は別世界で平和でした。
山小屋にいる人が、セレブに見えました~(羨)
あまり人もいないので皆さん自由に寛いでいましたし。
それぞれ自然に過ごすスペースにゆとりがあって、素敵でした。
この時期は、穴場かもしれませんね。
私も、いつの日か、
山岳小説など読みながら、しばし滞在したくなりました。
山頂まで三分弱で到達する、山頂の山小屋は稀です!
晴れていたら展望は最高の山小屋に違いありません。
降水確率が、0%の日にいつかまたチャレンジしてきます。
今度は、上高地から行ってみたいです。 | 評価 | 評価なし | 投稿日 | 2011/5/29 | 訪問日 | 2011/5/21 ~ 2011/5/22 | 2011/05/21 | 2011/05/21 | 2011/05/21 |
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| | | | お蝶夫人 | リンダ さん | NHK連ドラ「おひさま」のロケ地、安曇野からの出発です。
5月快晴、半袖で爽やか信州、三股登山口。
最後の最後まで常念岳に行くか?蝶ヶ岳に行くか?で葛藤しました。
実は、2日前に足の中指に打撲した、痛みもさめやらず…
楽に登れる方がいいかと、「常念より蝶々」を選んだ訳です。
名前が優しいというだけで、蝶ヶ岳。
♪これで決まりです~これしかないのです~♪
愛おしいニリンソウの小道を抜けたら最後の水場、力水。
いよいよ高度を稼いでゆきます。
夏日で汗が止まらない!朝早めの行動は大事ですね。
1917mの豆打ち平は、深い森の中に休憩します。
さて、残雪エリアになりました。
しばらく過ぎるとトラロープの沢に着きました。
2100m標高付近。
トラロープでトラバース。トラ繋がり…(爆!)
下山パーティーに言われました。
「登りにくいからね。気をつけてねー」
確かに…緊張します。
灌木がたくさん折れています。
生木が雪から顔を出し、それはしなやかで、歩く邪魔をします。
木々をくぐると、ザックにひっかかってしまうし、
脚で跨ぐとバランス崩すし、ヒヤヒヤしました。
またまたトラバース、2300m付近です。続きます。
いちばん怖かったのがこの斜面!
滑ったら、もう蟻地獄です。(南無~)
今から思えば、まめうち平から先は
ゆっくり休める場所が無いので休憩に要注意です。
急斜面の中、精神的に疲れました。
トラバースが終わるや否や
急登が標高差300mありました。
かなり、斜面を登ります。
常念がずっと、見守って応援してくれます。
今の時期は、常念の方が安全だったかしら?
もう、ここまで登りましたので、後の祭ですが…
蝶々岳は、上高地からの登山が安全でしょうか?
ラストはゆるゆる登りました…
やうやう、稜線手前に出ました!
白い雪の壁が広々としています。
もう少し!で、到着!
這松の道を登ると槍ヶ岳が~(喜!)
蝶々岳ヒュッテも見えました!(極)
この嘘みたいな景観、写真か絵画みたいな景色、信じ難いです。
槍・穂高を堪能しました。よく出来たCGみたい~。
スーパー北アルプスを眺めながらのビールが最高でした。
が、間もなく雲が出てきました。
じきに雲とガス…しまいにゃ雨になりました。
頂上はすぐそこなのに、翌日に山頂到着を伸ばしてしまい後悔しました。
朝♪ガスガスガス~の山頂で、記念写真後、さっさと下山しました(涙)
下りは軽アイゼンは、必要でした。
単純に足跡を着いていくと、間違ったトレースに、はまりました。(無念~)
雨の中、間違った道を引き返し、急登を戻りながら…
目印を探せなかった、自分の迂闊さを呪いました(とほほ…)
2300m付近は、目印が少ないので確認してくださいね~。 | 評価 | 評価なし | 投稿日 | 2011/5/29 | 訪問日 | 2011/5/21 ~ 2011/5/22 | 2011/05/21 | 2011/05/21 | 2011/05/22 |
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| | | | いざ、オベリスクへ! | リンダ さん | せっかく登りきった、観音岳の最高峰を背に出発します。
強風は容赦なく加速します。
鳳凰三山の尾根と、白峰三山の谷を遮る物はありません。
風通し良すぎです~!暴風です。
高度のある岩陵を30分以上下りました。
北東斜面は雪があり、たまに脚がはまります。
滑りそうな所もありましたが、つぼ足で行けました。
思いの他、時間がかかりましたが、
平和な鳳凰小屋の分岐に着きました。
またここから30分登ります。オベリスクがかなり近く見えます。
ようやく登りきりました。
この尾根は「赤抜け沢の頭」でした。
地蔵岳の山頂はいずこ?
赤抜け沢の天辺で、地蔵岳の山頂を探してしまいました。(汗)
下った先に地蔵岳の山頂標識あるのが、少々拍子抜けしました。
「赤抜け沢の頭」の方が、地蔵岳山頂より高いからです。
今さらですが、地蔵岳の山頂=オベリスクだったのですね。(爆)
下って10分、地蔵山頂の標識に、程なく到着しました。
賽の河原には、お地蔵さんが大勢、並んでいます。
風雪によく耐えて、前掛けがなびき、赤いバンダナみたいです。
いよいよ、オベリスクに近寄ります。
帰りの時間も疲れも忘れ、登ってみました。
大きな岩がしっかり重なっているので、思いのほか楽に登れます。
最も高い、「鳳凰のくちばし」の直下まで行きました。
が、最難関のくちばしには登れませんでした。
残置ロープがくわえられて不安です。
しかも、くちばしはチムニーから吹く、疾風に吹き飛ばされます!
…ホントの賽の河原やお地蔵さんに会うには、まだ早すぎますね。
いつの日か、チムニー登りが出来るよう、お地蔵さんにお願いし、
オベリスクを後にしました。
因みに、オベリスク初登頂は、「日本近代登山の父」
あの、ウエストンさんだそうです。上高地にレリーフがありますね。
帰り道は、観音岳(2840m)が構えていて、またあれを登るのか…
と、山のあなたの空遠く、涙さしぐみ帰ります。
いざ、夜叉神峠へ~
でも、鳳凰三山は個性的で最高でした。 | 評価 | 評価なし | 投稿日 | 2011/5/29 | 訪問日 | 2011/5/8 ~ 2011/5/8 | 2011/05/08 | 2011/05/08 | 2011/05/08 |
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返信投稿 | | | | まさしく、ふたごですね! | リンダ さん | montebiancoさま
二子山の写真ありがとうございました。
武川岳からは、かわいい「双子」の写真撮れるのですね!
柔らかい山容ですね~。♪♪ピーナッツ~♪♪
以前、武川岳にも登りましたが、
私は二子山の写真まで、撮影できませんでした。
二子の学習登山の看板はLesson10まであるのですね?
私は、すっかりLesson9.10を見落としておりました。
今後ともよろしくお願いいたします。 | 評価 | 評価なし | 投稿日 | 2011/5/29 | 訪問日 | 2010/4/24 ~ 2010/4/24 | このクチコミにコメントするにはログインしてください
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返信投稿 | | | | 初めての縦走の思い出 | リンダ さん | さとさま
返信ありがとうございます。
このサイトを知って以来、常連のさとさんの、
精力的な山のスポット数を拝見しています。
その数に、ただただ圧倒され、恐れ入っておりました。
さとさんの、数ある山のスポットトップ画像に、
私の写真を採用して戴けて光栄です。
ぜひ、今後ともよろしくお願いいたします。
私は関東圏なので、関西圏では知らない山ばかりです。
どこの山なのかと想像しながら地図を見ています。
そんな中で、皆さんの山のスポットやクチコミを、
楽しく覗かせていただいてます。
私ごとですが、
白馬三山は、私の登山歴とは言えないまでの、
ほんとうに、拙い縦走のスタート地点でした。
足腰、くたくたになり、酷い筋肉痛に一週間苦しみました(涙)
でも、白馬のこの景色!(うれし涙!)
山を始める人に、一番に見てほしい山々です。
初めての縦走にはお勧めです。山の魅力満載です。
この頃はコンパクトカメラしか持っていませんでしたが、
天候と時間に恵まれました。
さとさんにほめて頂いたので、もう三枚奮発しちゃいます!
しばし、白馬の夕夏の暮れです。 | 評価 | 評価なし | 投稿日 | 2011/5/24 | 訪問日 | 2009/8/14 ~ 2009/8/14 | 2009/08/14 | 2009/08/14 18:43:00 | 2009/08/14 |
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| | | | 2932mから眺める海 | リンダ さん | 大雪渓から白馬頂上村営宿舎のテン場へ。
そこに辿りつくまでの最後の登りは、近そうで遠かった(辛…)
ラストスパートして、色とりどりのテント村?に着きました。
テントを張ってから、水場に行くと、
真夏でも冷たすぎて、手がし~びれます。
ここの雪解け水は、お勧めです!
人生で最高においしい水の、ベスト3に入るかも?
残雪で、持参の缶チューハイも冷やしました。
(だから登りがしんどいのか?)
荷物をテントにデポして、身軽に山頂を目指します♪
高山植物を見ながらの楽しい登りです。
陽が少し傾いた、山並みは遥か。
北の重鎮、「劍岳」が見えました。
何故か拝みたくなります。
立山三山も、日本海も見えます!
こんな高い山から海が見えるんです。
白馬山荘から山頂までの斜面は優しく、なだらかな山容です。
反面、白馬山頂の東側は怖いくらいの岩場でした。
ゆっくりと山頂を後にして、
白馬山荘で生ビールを飲みながら、たそがれます。
高山にいるとは思えないゴージャスな環境です。
ここは、山小屋というよりも、巨大リゾートホテルでしょう?
それから丸山へ向かい、
残照を写真に収めに行きました。
夕陽を眺める善男善女の登山者は、
♪みんなのお顔も真っ赤っ赤~♪
そんな夕焼けでしたから、翌日も素晴らしい山行きでした。
残雪缶チューハイは、夏でも寒くて飲めませんでした… | 評価 | 評価なし | 投稿日 | 2011/5/23 | 訪問日 | 2009/8/14 ~ 2009/8/14 | 2009/08/15 | 2009/08/14 18:29:00 | 2009/08/14 16:15:00 |
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