白馬大池のほとりに
赤い屋根の赤い山荘があります。
山荘は、いつも人で賑わっています。
前の縁台や岩に座ってお昼ご飯を食べている人々が
たくさんいました。
思い思いにくつろいでいます。
山荘前の広場はテン場になっています。

そこで滞在する人、
小蓮華を越して
白馬岳迄登る人
蓮華温泉まで行く人など登山の十字路のようです。
テン場は平らなので住み心地は良さそうです。
しかも、この標高(2500m)で、この
開放感!
私もテント泊でしたので、予定の村営頂上山荘を辞めて
ここに泊まってしまおうかと思ったくらいです・・・・
(前日が
満月だったので、今晩
大池に
月が映ったら
さぞかし綺麗かな)とも考えが過ぎりました。
大池のほとりは静かでのんびり過ごせそうでしたので、

次回はここで泊まろうと決心しました。
ちょっと山荘を見学させてもらいましたが、

トイレも匂いがしなくてきれいでした。
山荘周辺には、
お花畑があり、北海道の野原のようでした。
初夏に白い花を咲かせたチングルマ

が
羽のような果穂

になり、その変化に驚かせられます。
白山小桜の
赤紫の群落

にも目を見張りました。
雷鳥坂を登り
小蓮華岳に向かいます。
少しずつ
大池山荘を見下ろして登っていきます。
何度も何度も
白馬大池を振り返りつつ進んで行きました。

次第に
大池も
山荘も
雲に隠れて見えなくなりました。
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翌日は、
青空の中、
小蓮華から
雷鳥坂の下山。
大池と
山荘を遠くから見ながら下ります。
だんだん大きくなる
大池。
美しい青い水面を撮りたくて
ついつい下山に時間がかかってしまいました。