蓮華温泉に日帰り入浴で訪れました。
蓮華温泉までは国道148号線から抜けた後、車で30分以上舗装山道を登ります。
この道はバスも運行されているくらいなので、自家用車で十分通行できます。行き着く蓮華温泉には広い駐車場があって80台駐車可能です。
白馬岳蓮華温泉ロッジまでは駐車場から徒歩3分です。途中にトイレがあります。天気が良ければ正面に雪倉岳が見えます。
日帰り入浴は10時~16時(受付は15時30分)のみ利用可能で、野天風呂は500円、内湯も使う場合は800円(内湯だけでも800円)です。
今回は野天風呂のみとしますが、女性は内湯の方がいいかもしれません。
野天風呂にはロッジ建物裏になる白馬岳登山口から入ります。左回りと右回りがありますが、右回りで登ることにします。
ここからは完全な登山道です。
登山靴で登るのがベストです。
5分程登ると最初の黄金の湯が現れました。
木製の浴槽で、登山道のすぐ横にあります。
適温で透明なお湯の掛け流しです。浴槽の底には苔がついているところがあります。
もっと上にあるはずの他の温泉も気になるので、少しだけ浸かって、また登山道を登ります。
左回りルートと合流した後、山肌の見えるひらけた場所に白い湯気が立ちのぼるのが見えてきます。
仙気ノ湯に到着しました。これはいったんスルーして、もう一つ上にある薬師湯まで登ってみます。
薬師湯は定員2~3人程の石の浴槽です。石に苔のついているところがあるので
スリップに注意してください。
湯の花だと思いますがゴミクズのようにたくさんの細かい物が浮遊しています。
眺めが良くていい環境なのですが、やたらハエが多いので、耐えかねて仙気ノ湯まで戻ります。
仙気ノ湯は最大10人程度まで入れそうな木の浴槽です。
水の引かれたホースで温度調節ができます。
眺めもそこそこあり、一番快適だと思います。
仙気ノ湯で日焼けするほどゆっくり入った後、下山しました。
下山途中で左回りルートの三国一ノ湯がありました。
一人分の小さな浴槽で、かなりぬるい湯です。
すでに上で十分に入ったので、このまま下山します。
蓮華温泉は標高1,500メートルの野湯に近い開放的な混浴の野天風呂です。
野天風呂には洗い場やシャワーはありません。
白馬岳や朝日岳の登山口でもあります。
日帰り入浴だと10時~16時という制限時間があるので登山者には利用しにくいですが、ロッジに宿泊して朝夕の涼しい時間帯に野天風呂に入るといい気分だろうと思います。