岩殿山は山梨百名山。
大月駅からよく見えます。
登山口までは大月駅から15分程です。
ここは、武田軍が敗れる前は山頂にお城がありました。
難攻不落の山城でしたので、その城跡の観光もできます。
登山口から間もなく。「岩殿山丸山公園」
今はツツジの花盛りです。
ここには、「岩殿山ふれあいの館」があります。
観光地図やスタンプが押せるそうです。
トイレはここが最後です。
ここからは、次第に傾斜は急になります。
足元は整備されて、階段すらあります。
しかし、昔お城で働いた人は、通勤にさぞかし骨が折れた事だろう・・・・・・などと
仲間同士で話しながら登りました。
大月市内を見下ろしながら登ります。
30分も登らないうちに山頂につきました。
本当の山頂は、少し先ですが現在、本丸跡は鉄塔があって
実質の山頂は、見晴らしのいい所に標識もあります。
標高634m。話題のスカイツリーと同じ高さです。
大月市内を一望でき、富士山の眺望もあります。
岩殿山は、大月市の秀麗富嶽十二景でもあります。
また、桜の名所でもあり城跡の周りには桜の木がたくさんあります。
夜桜でお花見などしたら、眼下には大月の夜景も見えるし
格別かな?と思いました。
但し、山頂にトイレは無いので長時間のお花見には不向きです(汗)
この日は曇り。薄ぼんやりと富士山が見えました。
稚児落しへの周回コースを進みました。
一旦下ります。小砂利が多く、滑ります。
花を見ながらの尾根歩きは快適です。
途中、岩場があります。
鎖、トラロープ、足場もつけられていてアスレチックみたい。
トラバースもありました。
稚児落しという看板がたくさんありますが、なかなか到達しません。
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「稚児落し」の名前の由来は悲しいお話です。
山城をに向かって敵が攻めてきたとき、
城内の人々は山道をようやく逃げてきました。
お城のお姫様は子供連れで逃げました。
しかし子供が泣いてしまい、
泣き声で敵に居場所が知れるのを恐れた人物が、
お姫様の抱いている子供を取り上げここから落としたことによると謂われているそうです。
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見通しのいい岩場がたくさんあります。
その中でも、「稚児落し」はかなりの迫力でした!
写真では、スケール感をお伝えできないのが残念です・・・
平和な今は、みなここで休憩しています。
ここで、仲間から暖かいコーヒーをご馳走になりました。
♪一杯のコーヒーから~♪
美味でした。稚児落しからは、一気に下ります。
すぐに車道に下りて車道歩きです。
今たどってきた道が、全て見えます。
結構、アップダウンもありました。
周回ルートは3時間程度なので、昼過ぎには大月駅に戻りました。
駅前の食堂で、名物モチ入りの「大月餃子」と生ビールで乾杯!
最高でした~(喜)
岩殿山は、公園観光があり、ハイキングあり、お花があり、
岩場あり、アップダウンあり、見所ありでした。
標高は低いですが、楽しいエキスがギュッと詰まった
駅からハイキングに最適な山でした。