毎年のように訪れる。森とゲレンデを繰り返し変化が合って飽きが来ない。特にこの時期は新緑が美しく高山植物も迎えてくれる。ブナの森は見事だ。
鳴子の壁脇の森の中の登りはいつもながらきついね。ここが登れるうちはまだまだ元気な証拠と励ましながらゆっくりと登る。スキー場が運営されていた頃にあった登山口標識跡地で休憩。やっぱりちょっと広くなってるんだよね。
鳴るこの壁を登り切るとゲレンデを登るが、次第に登山道脇の木が高くなってきてゲレンデ感が薄くなりつつある。
最初のゲレンデから森に入ると新緑のブナ美しい。ここの登山道は今でも立派。楽しくなる道だ。この森を抜けてすぐのところがバッケで一杯。もちろん、もう時期は過ぎて育ちきっているしフキになってるけど。そして、ビッキカフェ。まだ、建ってるけど大分荒れてきた。ここの脇で風を避けながら休憩するのがいつものこと。
そして、再び森に入ると、左手にチラチラとシロヤシオが咲いている。山頂の先の大群生も咲いているんだろう。
そして、ここのブナ林がいいんだよね。毎回ただただ美しいと思う。
雄沼沿いの道に出るとカタクリが一斉に迎えてくれる。もうこの辺りは終わりかけ。でも、雄沼周りはショウジョウバカマ、イワウチワが盛んだ。ショウジョウバカマはそろそろ終わりかけ、イワウチワはまだまだこれから。
雄沼を越えて再びゲレンデに出るとカタクリの大群生。癒やされるなぁ。最終のゲレンデの一番上の方にまだ雪渓が残っている。3,40メートルはあるだろうか。ソリ滑りくらいならできそうだよ。
リフトの建物はすっかり木材は朽ちて崩れ落ちている。私が登山を始めた12年前はまだ木材はしっかりと残っていて屋根に登って景色を眺めることもできた。
反射板で折返し、山頂は森の中だし、アメダスがあるだけでなんの眺望も無い。これで十分。シロヤシオの群生を目指す時は山頂を超えて行くけど。
風が強く(10m/min以上)に所々煽られちょうど暑くなくて良かった。