合戦小屋の情報
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2011/04/30 | 2011/04/30 | 2011/04/30 11:18:06 | 2011/07/16 10:39:31 | 2011/07/16 10:47:23 | 2011/07/16 10:47:00 | 2011/07/16 10:48:00 | 2011/07/16 10:49:19 | 2011/07/17 13:28:24 |
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合戦小屋のクチコミ
No.1 | | | | 春雷にご用心! | リンダ さん | GWに入り天気予報では、晴れでした。
安曇野では、うすく晴れていましたが、出発直前で雨になりました。
カッパを着用しているうち、テンションが下がってきました。
山頂でずっと雨となると?何も見えないし・・・雨のテントだし・・・。
燕岳が日本三大急登というのも、弱気になる要因です。
暫く考えましたが、出発です。
・・・結論から言うと。ここで止めておけばよかった。・・・
いきなり急登、容赦ありません。
でも200m登るごとにベンチがあり、ほっとします。
第一ベンチでアイゼン装着。雪道になりました。
第二ベンチでは一瞬だけ太陽が差し、登ってよかったと思う瞬間です。
迫力の大天井も現れました。
第二~第三ベンチはそれでも「やや」穏やかな急登
第三ベンチから先のベンチは、雪で埋もれてありません。
更なるきつい登り。へこみます。雨も悲惨です。
下山してくる人に言われました。
北アルプス全体が大荒れ模様で、
「今日はテント張れないよ!すごい風で吹き飛ばされるよ!」
(・・・・呆然)
とにかく合戦小屋へ。でも、小屋の手前は一番辛い登りでした(爆)
雨宿りの小屋で、ごはんを食べました。
合戦小屋の管理人のお兄さんは、とても感じの良い人です。
「寒いから中で休んでください」と優しいお言葉。
暖かいコーヒーは500円。癒されます。
ここまで登ったから、見えなくても、頂上だけは行こう!
と、決心しての再出発です。
小屋泊の団体さんも一足先に出かけました。
小屋から大して登っていない・・・・標高2410m。
強風で大荷物ごと薙ぎ倒されそうです。
ザックカバーも飛ばされました!
地鳴りみたいな妙な音がします。
「雷!」
にも係らず、迂闊に歩いてました。考えなくても「危険」です。
後から来た人と一緒に、合戦小屋へ逃げ戻りました。
交響曲のティンパニーを凶暴にしたような音が轟きます。
大勢の登山者が、続々と小屋に非難してきます。
小屋が満員になりました。
小屋の管理人さんに、ザックは外に出すよう指示されました。
管理人さんは、とっても冷静です。
合戦小屋も停電します。
(人々は静寂の中。ただ、雷と風雨の音)
・・・・暫くして、雨も少々おさまりました。
雷も聞こえなくなったので、さあ出発と
各々が身支度を始めました。
小屋を出た瞬間!!
目前に、目もくらむような、
真っ白な稲妻が走り、すぐ先の低い木に落ちました。
同時に、言いようの無い轟音、地響きと落雷で、
気付けば、再び小屋に逃げ込んでいました。
雷って、地面に平行にも落ちるんですね。
昔、ピッケルに落雷した人の話も聞きました。
登山者も団体さんも、燕山荘の予約をキャンセルせざるを得ませんでした。
我々はもう、すっかり肝を冷やし、きっぱり撤退。
三大急登を韋駄天のごとく下山しました。
登山口では、ひざがぐらぐらでした。
下山するまで雷は鳴り止まず、容赦なく追いかけてきました。
春の北アルプスは、天気が変わり不安定です。
同じときに鹿島鑓で落雷に遭い、亡くなった方がいたそうです。
今後の雷対策を、心から考えた登山でした。
燕岳は、いつか、また雷の来ない日に?アタックします(涙) | 評価 | 評価なし | 投稿日 | 2011/5/13 | 訪問日 | 2011/4/30 ~ 2011/4/30 | 2011/04/30 | 2011/04/30 | 2011/04/30 |
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