高谷池ヒュッテから
火打山は一時間半くらいです。
火打山は、
たおやかな姿の名山です。
木道を歩くと
高谷池ヒュッテと
高谷池周辺が見渡せます。
のどかで素敵な風景です。
美しい池塘を見下ろしながら少し登ると
「
天狗の庭」に出ます。
ここもまた絶景で
火打山を真正面に見ることが出来ます。
振り返ると、
妙高山も見えて言うこと無しの素晴らしさです。
景色を楽しみながら登るので、なかなか進みません~
しばらく木道を歩きながら
天狗の庭の付近の
高層湿原の池を楽しみます。
池には
火打山が映り、その風景もまたオツなものです
池の畔を木道で巡り、
ゆるやかな稜線の麓に取り付くと
尾根沿いに登山道がついていました。
「
もしや、あの大きい山を直登するのか・・・」と、
気持ちは引いていましたが
実にその尾根道は穏やかで安心しました。
尾根を越えると見事な岩場の「
鬼ケ城」が見えました。
そこからはやや急登になります。
山頂付近ではもう
初雪が降った模様です。この雪は今後根雪となりそうな気配です。
「雷鳥坂」という坂に出てからは山頂は間近です。
「雷鳥坂」は雷鳥の住める北限だと聞きました。
残念ながら、雷鳥さんには会えませんでしたが、
いつか、ここで雷鳥の写真が撮れたらいいなと思いました。
「雷鳥坂」を登り切ると、さらに広大なパノラマとなります。
周囲は素晴らしき展望(拍手!)
日本海の海岸線も見えました!
そのような眺望の良さにつられ
「
火打山頂」まで登るのはあっという間でした。
暖かで、風もそよりともしない
ちょうどいい広さの山頂です。
西側の「
焼山」は噴火口から煙を出していますし
その噴火口からの音が
地鳴りみたいに聞こえました。
その音は何とも表現し難く
唸るようで、
ものすごい
迫力です。
「日本海」本日は、渡は見えませんでしたが
工場のコンビナート?のようなものも見えました。
南は「
妙高山」
、
「
焼山」の向こうには可愛らしい「
雨飾山」
北アルプス連峰も揃ってこちらを見ています。
そんな山を数えながら
陽がやや傾くまで休憩してから下山しました。
全く、こんな山登りができるなんて・・・・(感無量)
西に沈みだした
太陽は
キラキラ輝き、至福の時です。
小春日和の
火打山は思い出に残る
大好きな山になりました。