燕山荘から大天井岳まで縦走しました。
途中「大下り」というアップダウン、鎖場一箇所、そして大天井岳の登りがありますが、それ以外はあまり厳しい場所はありません。
ハシゴとクサリ
多くは西側に北アルプスの雄大な景色を眺めながらの緩やかな稜線歩きです。
美しい燕岳を振り返りながら
スタートです。

目指す大天井岳も見えています。
雲ひとつない天気とはこのことで、
超快晴。辛うじて見つけられるとしたら飛行機雲だけです。

秋ですから、吹く風は歩くのに涼しくて心地よく、むしろ秋の高山としては暖かい日でした。
槍ヶ岳との分岐を通過すると大天井岳へ登ります。踏み固められた雪が凍り、滑りやすくなっていましたが、薄いものでしたのでそれほど危険ではありません。一見急な登りですが、燕山荘にテントやシュラフを置いきた軽荷なら、すいすい登ります。
大天荘の横を通りすぎて大天井岳までは10分程。山頂は360度の展望で、槍ヶ岳が目の前。常念岳と蝶ヶ岳もよく見えます。

燕岳方向を見返すと、稜線の上部の花崗岩が白く連なっています。北アルプスの他の山から眺めると、この白い部分があることではっきりと燕岳と認識できます。改めて燕岳の位置関係を認識しました。
どうせなら常念岳まで縦走してみたいですが、今日は、燕山荘まで引き返して中房温泉に下山します。