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野坂岳の情報
2件 評価なし 福井県
野坂岳
(のさかだけ)
緯度 35゚35'22.63" (35.589619)
経度 136゚1'28.44" (136.024566)
標高 914 m
登録者  noborou さん
更新者
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設備
収容人数 テント数
特色
アピールポイント
福井県敦賀市にある山だが、関西百名山に入っている。
敦賀富士とも呼ばれ、地元では野坂山と云われ親しまれている。
西方ヶ岳・岩篭山とともに敦賀三山の一角。
冬でも地元の方が登られるので、天気が続けばトレースがある。
駐車場は登山口前にある。
ブナ林も美しいが、山頂からの360度の展望も良い。
澄み切った晴れた日には白山・伊吹山、眼下には日本海が広がる。
また山頂には野坂権現を祭った避難小屋がある。
名山 関西百名山
属性     
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野坂岳のクチコミ
No.2
ブナ三昧の山コースから山頂へ noborou さん

 今年1月に雪山の野坂岳に登った時、避難小屋で一緒だったご夫婦から「山コースは、ブナ林とイワウチワが咲き、静かでいいですよ」と言われて、登ろうと思っていた。そして本日、期待して登ることにする。

 

 県道211号線を走り山集落へ。集落に入ると黒河川に架かる赤い橋を左に見て、100mほど直進すると『右;野坂山登山口』の標示に従う。50mほど走ると『左;野坂山登山口』の標示があり左折して橋を渡ると民家が無くなる。

『熊注意』の看板を見て、300mほど舗装されたアラ谷林道を走ると地道となり、民家の外れからだと約900mで駐車場に着く。

 

 山コースは関電の巡視路を利用した登山である。約十台駐車場(登山口)から小屋前を通り、右奥にある小さな金属の橋を渡る。谷沿いの広い道(左岸)を歩くと、関電の鉄塔標示分岐があるが、谷沿いの道を直進する。

100mほど先で沢を渡渉して、谷から離れ尾根を越す。やがて渡渉した谷の南にある谷沿いを歩くようになる。

 そして、関電の『火の用心・No435』と記されたプレートがある。指示に従い右折してチョロチョロ流れる小さな谷間に入る。谷間にはイカリソウが咲いており撮影タイムになる。

暫く谷間を上がってから、斜面をジグザグに登ると5分ほどで植林から雑木林に変わった尾根道になり、少し登れば鉄塔1番目(No435)に着く。

巡視路なので、道はしっかりしている。テープも多く有るが、少し外れた藪に巻かれていることが多い。どうも雪山で登った時の目印のようである。

十分ほどで2番目鉄塔に着くと見晴らしが良く、眼下に敦賀市街地や山頂が望まれるが鉄塔・送電線が被写体に入る。

新緑の青葉が美しいブナの木が自生するようになり、シャッターを押す回数が増える。3番目鉄塔を過ぎると、大木(古木)のブナの木が点在するようになる。古木に近寄りパワーをもらい、そして癒される。

 境界尾根に辿り着くと右折する。目印のテープや紐が多く有るので、下山時に直進はしないと思われるが、直進にも紐があったので。地形を覚えておく。

境界尾根出合から少し下り、同じほど登り返せば4番目鉄塔があった。これなら地形を覚えなくても良かった。素晴らしいブナの原生林が続き、残雪を踏むようになる。

 P797mも下山時には注意のいるポイントだ。ここも目印の紐などが多くあり、赤ペンキでブナの木に矢印があったが見落とさないようにと思う。

 今日の目的の1つであるイワウチワは、2番目鉄塔あたりから、キラキラと輝く葉が群生しており、蕾はあるが花を見つけることが出来ず(いこいの森コースでは咲いているのだが)。しかしイワウチワの中にカタクリがひっそりと咲いているのを見つける。

 

 やがて、雪の重さと強風で地を這うようなブナやリョウブの潅木内の道を登ると、視界が広がる。山頂は近いが、花の観察でなかなか進まない。

 

 誰もいない(1人登って来たが直ぐに下山)野坂岳頂上だった。日本海からの風で雲が湧き上がり、西から若狭湾方向は展望がない。

6回目ともなると、展望はそこそこにして、ゆっくりと食事をし、昼寝をしてから下山する。

ブナに癒されながら下山。登りでは分からなかったが、邪魔をしていた倒木近くに4輪だけイワウチワが咲いていた。プチ満足をして駐車場に戻ることができた。

 もう少し時期を遅らせれば、イワウチワが多く咲き、境界尾根ではブナのグリーンシャワーをいっぱい浴びることが出来ただろう。

ブナ林の素晴らしい山コースだった。

 

休憩なしだと登り2時間30分 下り2時間ほどか。

評価評価なし投稿日2012/4/30
2012/04/27 08:28:11
2012/04/27 08:33:12
2012/04/27 08:39:57
2012/04/27 09:16:24
2012/04/27 09:59:23
2012/04/27 11:13:22
オオバキスミレ
2012/04/27 12:13:18
2012/04/27 12:13:50
2012/04/27 12:22:33
イワウチワ
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No.1
樹氷の野坂岳 noborou さん
7:30少年自然の家〓40登山口〓8:14トチノ木地蔵〓8:55一ノ岳〓9:57~11:32野坂岳頂上〓13:25少年自然の家

工事中のため登山口前の駐車場までは入れず、『少年自然の家』付近の路上に駐車。既に地元の軽トラが一台置かれていた。
車道を10分ほど歩き、野坂山登山口(地元では野坂岳ではなく野坂山で慕われている)からは雪道になる。やがて沢沿いの道になり数回沢を渡渉し、高度を上げるとトチノキ地蔵の最後の水場に着く。
渡渉して山斜面を登ると谷間の遠方に敦賀半島の西方ヶ岳が望まれる。
右にカーブするところから本コース(今回は両方ともトレースがあった)から離れ、冬道の尾根に取り付く。
急斜面を雪に滑りながら10m程登ると尾根に取り付き電波塔施設がある。
ブナの大木がある尾根を登る。踏むごとにザクザクと音がしていたが、雪質が変わり音がしなくなると寒くなり、ウィンドブレーカーを着込む。
 本コースと合流して東方面の展望が良い一ノ岳に着くが、休むと身体が冷えてしまう。前方に見える二ノ岳・三ノ岳へ。
二ノ岳の標示は分からずに通り過ぎると、地元の登山者が下山してくる。
私たちより30分早く登ったと言っていたが、私たちの脚力では到底30分で山頂に立てない。
更に数名に追い越され、私たちが山頂に着く前に下山してくる。地元の60歳代から80歳代の年配者が散歩感覚で登っているようで、明日も登るのだろう。恐るべし野坂山である。
お陰で外者でもトレースが出来ているので安心して登れるのだが。
三ノ岳付近のブナ林になると樹氷が観られるようになる。身体が冷えこまない程度に樹氷を観ながら登る。
 360度の展望が広がる野坂岳頂上に立つ。遠くは白山も望まれる。しかし氷点下5℃(手持ちも温度計)で風もあり、ゆっくりと展望を楽しんでおられず、野坂権現が祀られている避難小屋へ。
なんと、引き戸半分の高さまで雪に埋もれている。10分ほどスコップで除雪する体験をさせてもらう。
お陰で指先は感覚がなくなり、痛く感じるほどになって、やっと引き戸が開く。
「これでは避難小屋にならない」と思っていたら、78歳の元気な男性が、「2階の窓から入れるよ」と。
地元の同年代の夫婦と談話しながら食事をする。気付けば1時間半も山頂にいたことになり、追い越された地元の人が登る所要時間と同じである。

 下山、せっかく持ってきたので、スノーシューを着けて新雪に踏み跡を残し、往路を下る。
評価評価なし投稿日2012/1/18
2012/01/16 13:45:37
敦賀市からの野坂岳
2012/01/16 09:43:07
ブナ林の樹氷
2012/01/16 09:48:38
2012/01/16 09:54:44
2012/01/16 10:03:55
山頂から南方面。
2012/01/16 10:04:20
西方面
2012/01/16 11:22:34
敦賀半島 西方ヶ岳
2012/01/16 11:39:35
スノーシューで下山。
2012/01/17 20:09:03
山行ルート
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