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御池岳の情報
2011/02/22 11:40:05
御嶽山・北アルプス・白山が。当然、伊吹山も。
7 4.0 滋賀県
御池岳
(おいけだけ)
緯度 35゚10'42.63" (35.178508)
経度 136゚24'53.37" (136.414826)
標高 1,247 m
登録者  さと さん
更新者
管理人
連絡先
電話番号 メールアドレス
アクセス
ホームページ
料金
設備
収容人数 テント数
特色
アピールポイント
鈴鹿山系の最高峰である御池岳。
北方面に伊吹山・白山・北アルプス・御嶽山が望めることも
名山 花の百名山
関西百名山
属性  
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御池岳の位置
御池岳付近の天気
付近の山のスポットのクチコミ
ゴロ谷

・T字尾根、御池岳へのバリエ…
藤原岳

・8合目~9合目までは身頃
・そろそろフクジュソウ
・孫多尾根からフクジュソウを…
御池岳のスポットなう

 noborou さん
5月13日 T字尾根から登ってきました。シャクナゲ・イワカガミが身頃です。
2012/05/14 14:34:22 投稿

m1112k さん
大阪南部に在住しておりますが車でのアクセス方法は、如何でしょうか?
2011/05/11 22:15:32 投稿

fuji2 さん
北の鞍掛トンネル登山口から鈴北岳経由が楽しい尾根歩きができるのでお勧めである。
2011/05/10 19:36:13 投稿
御池岳の行ったことある
7 人 
 taktak さん 訪問日 2012/03/11
 taktak さん 訪問日 2012/04/15
 taktak さん 訪問日 2014/02/22
 arjuna さん 訪問日 2010/11/14
鞍掛峠ルート
 montebianco さん
 kimi さん
 さと さん
御池岳の行きたい
0 人 
誰もいません
御池岳のクチコミ
No.7
T字尾根往復 arjuna さん
 梅雨明けの土曜日。前回撤退したT字尾根に再度取り付いた。今回はTMEで1/25000と1/12500版も作ってプリントアウトし,SILVAコンパスを備えて臨む。そんな意気込みとは裏腹に鈴鹿の空は青空にぽっかりと夏雲が浮かび穏やかで気持ちが良い。6時前に家を出て,マックで朝食を買い,大津ICにのる。八日市ICから永源寺~君ヶ畑木地師の里へ。お馴染みのルートだがやはり山深く遠い。これがいいのだけれど。

看板前に駐車。小又谷も含め先行車はなし。

0810,登山開始。植林帯の尾根を急上昇する。先行者もなく,蜘蛛の巣にやや難儀する。急勾配に加えて落とした枝が積み重なり足場が悪い。さすがはバリエーション・ルートの面目躍如だ。一気に高度を上げると下に御池川の瀬を眺め,後ろは鮮やかな緑が照り輝く天狗堂が聳えている。「振り返れば天狗堂」はキャッチフレーズに使えそうだ。前回の反省をふまえ,T字に乗った印「AA」が刻まれている860m付近まで,慎重にルートを確認。ナイロン・テープを巻いた植林の間を,踏み跡を確かめながら切り株を縫うように進む。尾根を外せば急坂なので,しばらくは迷いようがない。作業の目印か分からないが登山道を示すかのように引いてあるナイロン・テープも目安になる。

やがて左手は自然林になり,コケ地帯が出てくる。トライデントのように伸びるコケが美しい。その後灌木帯となるが,それなりにルートが見える。左手に「7」というプレートが見え,木柱がある。天狗堂が最も良く眺められる場所かもしれない。東を見ても鮮やかな稜線に見とれる。灌木帯を出ると,ブナがちらほらと目に入るようになる。尾根はやや広がり,目印のテープに頼ってさらに高度を上げていく。

860m付近のピークに来ると,0908目立つ一本のブナに「AA」を確認する。この「AA」から灌木帯の間のやや広い尾根は,若干方角を見失いやすい印象があり,復路で慎重に進む必要がある。南寄りに伸びる尾根に行かないようにしたい。赤青のテープが目印になるが,万全を期して方角を確認するのがよいと思う。

「AA」からは植林と自然林の境目となっている細尾根を進み,ぐんと落ち込んで再び上り,「AA八七八」の刻まれたブナに出会う。この間,西側の植林帯はやや広々としていて,降りられそうな雰囲気があるが,決して降りてはいけない(自戒)。

さてここからはT交差点まで分かりやすい。

ブナに囲まれながら緩やかな尾根道を堪能する。爽やかな風と鳥の声。ウグイスがすぐ近くにいる。なんだか分からないがキレイな鳴き声も聞こえる。強い日差しはブナの葉が遮ってくれる。こりゃあまり暑くない山行になるかななどと期待を膨らませる(後にトンデモナイ誤解だったと気付かされるのだが)。ウルサイ虫は防虫ネット(好日で一番安いヤツ)がかなり防御してくれた。歩行中は耳だけ隠していればよい。

最初のピークで大岩を見て,下ってゆったりと右手にカーブしながらまた上ると0945にP918である(ここまでヒル目撃なし。鈍いんだか嫌われてるんだか)。途中で少し広くなるが,「植林とブナの境目」を外さなければ大丈夫だ。そう分かると前回は見えなかった踏み跡も見えてくるものだ。また,前回まるで見えなかったボタンブチも,これから通るシャクナゲ尾根も,今日はキレイに見えている。なんと安心感が増す事か。

P918から北西の尾根を下るとゴロ谷方面に行くが,小生は北東へ折れてシャクナゲ尾根の方へ,背負いブナを見ながら進む。その先は広々としているので初めてだとやや分かりにくいかもしれないが,よく眺めると下るべき尾根がくっきりと見える。そこからは細く危険なシャクナゲ尾根である。普通に歩けるとはいえ,よく観察すると路肩がフカフカになっている部分もあり,大きなミスをしたらかなり深刻な滑落をするであろうポイントも多い。そして登りがややキツイ。

倒木の遮断機も前回のままだ。慎重に通過する。

キツイ登りを経て1017にP967を過ぎると,ロープ場があり,下に川を見ながら急降下すると,かなり広くなだらかな尾根に移る。

木の間の分かりやすい細尾根をしばらく進むと,また広くなり,やや難しくなる。ここから急登地帯まではテープが頼りだ(どこでも登ればテーブルランドに出るっちゃあ出るんだが)。特に復路で少し迷ったのだが,ここでもやはり尾根を外さず急降下はしないという原則を守れば大丈夫だろうと思う。

さて,しばらく行くと斜度が上がり,小さな石が目立つようになる。頭に「ポコッ」と何かが落ちてきて,確認するとヒグラシ。

ヒイヒイ言い始める頃,最後の急登ポイントに到達する。

左よりを登ればブナと石灰岩の突き出た岩場,右よりを登れば草原のような広場。どちらも足場は緩い土。斜度がきついので岩場のが楽かなと思い,選ぶ。

ここに至って虫の纏わりつきは苛烈を極めた。防虫ネットがないとかなり辛いだろう。

ブナに助けられながら,手も使って攀じる(攀じるってほどでもないか)。途中,浮石か何かでコケて肘とスネをしこたま打つ。「もうイヤ」と思い始める頃,上方にキラリと空が見えてくる。しかしもう暑くてたまらない。

「テーブルランドだ」

最後の元気が出てくる。1106,ゴツゴツとした岩場を登り終えると何とも不思議な雰囲気の庭園のような林に出て,振り返ると登ってきたT字尾根と壮大な鈴鹿の山々が眼前に迫っていた。琵琶湖まで…。

何だか「脱出した」という気分で一杯だった。

かなり地図確認とメモと写真を撮りながら歩いたので,時間がかかったように思う。

テーブルランドからどう動くかはまるで決めていない。T字尾根の下降点はとても見つけにくいと聞いていたので,二股の木の黄赤テープを覚えて,草原に出た。

T字尾根下降点のある林は,こんもりとして,特徴的なアタマをしている。この形を覚えておいたが,これが復路で役に立つことになる。

草原を適当に歩くが,思ったよりアップダウンがあり,すぐに例の林は見えなくなってしまった。もう一つ,ポツンと立つ木とその前を護衛のように横に並んでいる灌木を目印として覚えておく。

青のドリーネらしき凹地と,池(後で調べると東池か)を通過し,溝を歩く。1140,ボタンブチに到達した。

誰もいないボタンブチ。しかしすぐにお一人やってきた。晴れ渡り,遠くまでよく見渡せる。しばし景色を堪能。やはり歩いてきたT字尾根を眺めると嬉しさがこみ上げてくる。

昼食は湯を沸かし,卵を軽く茹でて取り出し,リフィルのシーフードヌードルを投入。半熟卵を落とし入れて,完成。

しかしよく汗をかいた。飲料水は十分に持参したので,惜しみなく飲めたが,もっと効率化出来るような気がする。ハイドレーションにはポカリを2倍に薄めて,塩熱飴も持参しているが,後半は水だけだった。そのせいで若干汗が出過ぎたかもしれない。

下山の支度をしていると,もうお一人やってきた。歩き慣れた感じの御主人。訊くと,鈴ヶ岳の先の何とやら(うろ覚え)というかなり遠方から登ってこられたという。朝6時から登り始めたというから,相当な健脚のようだ。小生の目指す「鈴鹿屋」を地で行く方のようで,少しお話をするだけでも色々と勉強になる。

鈴鹿は動物の宝庫だ。鹿,猪,猿,テン…山の動物はなんでもいると仰る。小生も鹿はよく見るが,テンはない。道中熊のフンらしきものを見た,人間かもしれないがとのこと。

人っ子一人いない尾根歩きなどをしていると,他人事とも思えず恐くなる。

T字尾根のシャクナゲ地帯を歩いている時,猪が通せんぼしていたことがあったそうだ。向うは気付かず,まるでどいてくれない。何とかどかした(!)そうだが,あの細尾根で猪に突進されたら逃げ場がない。想像するだけでもゾッとする。

「ヒルはいなかった?」

と聞かれたが,ああ,そう言えば…嫌われたままだった。休憩の度に,スパッツにひっついているかなと思って毎回確認するのだが,結局確認できず。

1250,下山。溝を戻って,東池を越えて平原を歩く。なぜかここで方向を間違い北よりに歩いてしまい,林の山に迷い込む。さっき動物の話をしたせいか,立派な角を備えた牡鹿が飛ぶように走って行った。あまりの速さと躍動感に見とれてしまう。

「こんな傾斜おかしいよな」と思いつつ,方角を見ると北…?とりあえずピークが近いので登って見渡すと,ノタノ坂に通じる鉄塔が後方に見える(恐らくP1194に登ってしまったか)。ちょっと油断した。方角が分かったので慌てて下降し,適当に探すと目印にした木を発見。T字尾根下降点を擁する特徴的な林も無事見つかり,一安心。

急斜面の下降は,予想以上に疲れた。慎重に下れば危険はないが,それにしても急である。急降下を終えて広々としてくると,これまた尾根を外しやすくなるのでテープを見失わないようにしよう。細尾根に乗って少し開けると,ロープ場が見えてくる。

一気にT字尾根を戻り,1420,P918に到着。1500下山と設定したが少し押しそうだ。P878からは前回の失敗を踏まえて慎重に下る。しっかり「AA」まで戻って確認しなかったのが前回の敗因だ。全く軽率だった。「AA」地点からは,やはり踏み跡がはっきりしてるとは言い難いように思うが,方角とテープを頼りに植林帯から灌木帯へとすんなり入れた。自分の刺したストックの跡を見て,安心する。ここもかなり急坂である。予想以上に疲れる。1515下山。

帰りに車で御池橋まで林道を上がり,ゴロ谷を眺めてみた。ここまで落石が多く,道は石だらけ。なぜか無人のタクシーが停まっている。かなり近距離に要塞テーブルランドがどーんと聳えている。手前の尾根は伊勢尾だろう。この一帯は尾根が立ち並び,テーブルランドまで様々なルートがあるというが,実に深そうだ。このあたりを自由に歩けたら「鈴鹿屋」だろうなあ。
評価投稿日2011/7/11
訪問日2011/7/9 ~ 2011/7/9
2011/07/09 00:46:04
振り返れば君がいる
2011/07/09
爽やかなブナ林を満喫♪
2011/07/09 00:26:55
今日は見えるぜボタンブチ
2011/07/09 11:04:58
パラダイスはすぐそこに
2011/07/09 11:06:13
ごほうび
2011/07/09 11:07:37
下降点はこんな感じ
2011/07/09 11:23:01
下降林の形はわりと覚えやすい
2011/07/09 11:41:47
「丁」ばかり眺めてしまう
2011/07/09 12:16:40
腹ごしらえ カップヌードル・リフィルは好日だと160円超だがスーパーなら98円だ
2011/07/09 15:56:58
ゴロ谷もいつかは歩きたい
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No.6  -  No.5 のクチコミに対する返信
拝復 ありがとうございます arjuna さん
お暑うございます。

御運営サイトの数々の山行も大変参考になり、楽しませていただいております。積雪期の御池は「いつか…」と憧れていますから、お写真にタメ息!

今は御池各コースに習熟することが目標です。

やはり標識は撤去されているのでしょうかね。山にとっては良いことなのかもしれません。地図読みを鍛えて現在地把握に努めながら再度入山したいと思います。

視界の良くない初めての場所で、目に入る生き物が無数の虫と稀にカエルと灌木帯のヘビだけだと(ヒルは見えず/見ようとせず)かなり不安になって「登山者来ないかな」という気持ちになります。ボタンブチでは「あ~あ混んでるなァ。みんな登り過ぎ!」などと思っているのに。


でもやっぱりT字尾根は素晴らしい所です。
評価投稿日2011/6/28
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No.5  -  No.4 のクチコミに対する返信
残念でしたね。 noborou さん
arjunaさんクチコミ拝見しました。
山頂まで登っておれば往復で2時間以上はかかるでしょうね。ガスもかかっていたようで、私も撤退していたと思います。
P918(私の時は標示なし)のT字の交差点で尾根が広くなったときは、私も不安を感じました。

私は数年前から雪のテーブルランドを訪れたいと思っていましたが、冬季は鞍掛トンネルからは通行止めなので、T字尾根から御池岳に登ることを計画。
しかし、未踏からの雪山には不安を感じて、下調べ登山の機会を待っていましたが、ヒルのいない時期、ガスがかからない日、と条件を付けていたので、なかなか登られませんでした。
やっと、昨年の11月4日に登り、今年の2月22日にカンジキで誰もいないテーブルランドに思う存分に足跡を残すことができました。

再度の挑戦を楽しみにしています。
評価投稿日2011/6/28
参考URLhttp://tekuteku.chu.jp/23-0222oikedake.htm
2010/11/04 08:38:00
T字尾根。広い尾根が狭くなると安心できる。
2010/11/04 08:59:41
ボタンブチ。
2010/11/04 09:19:16
2010/11/04 09:45:39
テーブルランド。初めて訪れたときはササの藪漕ぎにうんざりしたが。
2010/11/04 10:11:25
登ってきたT字尾根。
2010/11/04 12:00:59
やっと見つかった土倉山への下山道。
2011/02/22 08:52:55
2011/02/22 11:40:05
御嶽山・北アルプス・白山が。当然、伊吹山も。
2011/02/22 12:53:11
ボタンブチにて。
2011/02/22 13:32:31
下山。
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