トレッキングマップエディターで地図を出し、
自分なり?に地図読みをして
女峰山を目指しました。
地図だけ見ると、「この行程で行けそうかな?」と思いました。
私の地図読解能力が
未熟なのだと思いますが、
何個も
ピークを
登っては下り、
岩場のヤセ尾根を
登っては下りの
イメージ以上にハードな山行になりました。(爆)
今回の目的は「
初無人小屋宿泊」です。
ここ3年泊まりで山行きのほとんどが「テン場でテント」なので、
どういった塩梅なのかと興味がありました。
唐沢小屋の建物の情報は少なく調べきらなかったので
予想と期待をしながら準備しました。
無人小屋泊。テントが無いだけで、
テントとは変わらない装備ですね。
荷物は最小限にしたいのですが、
寒さ対策は大事。
そんな独り言を言いながらパッキングしました。
私の家財道具?
重さは
13.5㎏でした。
幸い、この日は
暖かだったので、
快適に泊まれました。
また、宿泊者は、
私のパーティーのみでしたので
いろんな意味で気軽に、贅沢に使えました。
女峰山山頂を越しましたが、
唐沢小屋に着くまでは油断がなりません。
非常に足場の悪い急坂のガレ場を、
横切りながら下りてゆきます。
石は大小問わず浮いてカラカラ鳴ります。
足が滑りそうで
肝を冷やします。(叫!)
樹林帯に入ってしばらく下ると唐沢小屋に到着します。
女峰山からは
約30分。気が抜けない下りでした↓↓
見えました!
唐沢小屋。
イメージより良かったです!
外はテーブルとベンチがあります。(和~)
早速中に入ると、
誰もいません。
小屋は20人は余裕。がんばって30人泊まれる状態で広いです。
使用上の注意書を、よく読んでからお世話になります。
1階は板の間ですし、ロフト風な梯子つきの2階もあります。
入口にも、2階に登る鉄の梯子があります。
多分、冬季の積雪で1階の入口が封鎖してしまった時の
もう一つの入口となるのだと思います。
入口のすぐ脇の石には、
携帯印「
Tl11」のマークが黄色でペイントされています。
「
ここの場所で携帯がつながるよ~」と言っているようです。
水場は、急坂を降りて10分ほどにあります。
これが実に急登です。(苦)
水を汲んでから、登りますので
往復25分かかりました。
ここの水場は
湧き水です。
「女峰の冷泉」と言われているそうで
こんこんと豊かに水をたたえています。
そんな
名だたる名水であることと、
急坂を下って登る水汲みの労力を考えると
この水の美味しさは格別です~!
テーブルも荷物も置き放題でしたし
月夜が美しく、寒さはひどくなかったので
楽しい無人小屋宿泊体験となりました。
屋内装備は、清掃用品、小さいスコップなど。
手製のろうそく立てもあります。
また、毛布2枚、タオルケット等の寝具もありました。
トイレはありませんので、簡易トイレは必須です。